3月3日は女の子のお祭り!
桃の節句(雛祭り)
宝石珊瑚の歴史と魅力
◎ 日本での珊瑚の歴史は仏教の伝来と共に伝わり(古渡り珊瑚)江戸時代に土佐沖(血赤珊瑚が
世界的に有名)で発見され、明治時代は絹と並んで輸出の二大品目と言われていました。昭和
30年代になって大量の養殖真珠が普及していく、つい50年前までは珊瑚は日本女性を飾る装
身具のアイテムの中で大変重要な役割を果たしておりました。
◎ 珊瑚は日本が世界に誇れる宝石です。現在、世界で生産されている高級宝石珊瑚の半分以上
は高知県で生産されております。これは宝石珊瑚の生息海域が主に日本周辺の海域に限られ
て いる事と、日本では高知県の珊瑚組合でしか宝石珊瑚の入札取引が行われませんので大手 の宝石商も珊瑚だけは大量に上質の物を仕入れることが出来ないからです。
現在、珊瑚生産国(日本・イタリア・台湾)の中で、珊瑚の着色・樹脂加工を一切認めていないの
は日本の組合だけという事も、安心材料のひとつですね。
◎ 色は赤・白・ピンクに大別され、中間を「ボケ」(外国ではエンジェルスキン)と呼んで古代から
珍重されています。江戸時代後期になると高知県で大量の高品質な珊瑚が発見され明治時代
には地中海の珊瑚ビジネスの中心地トッレ・デル・グレコ(イタリア)から珊瑚の買い付けに商人
(バイヤー)たちが高知に集まりました。そうして本場イタリアで認められましたのですが商魂
たくましい彼らは、日本で採れる色の淡い珊瑚の美しさに目を付け日本では「ボケ」と言われる
淡いピンクでムラのないエンジェル・スキンを「シャルボ=色褪せた」「インシニフィカンテ=つま
らない」などと呼び、値が上がらないようにしたという心憎い逸話が残っています。
次回もお楽しみに!