こんなこと、善い訳がない。
目線が低すぎる。
「戦略なきバラマキ復旧」以外の何ものでもない。
前田国土交通相が東北の被災した鉄道を
ほぼ全額国の予算で復旧させる方針を発表した件である。
被災した地域に財源はない。
全額国負担は当然と言えば当然だ。
しかし、9月28日の私のブログ
「戦略なき復旧」http://ameblo.jp/central1961/day-20110928.html
にも記したが、これらの鉄道は被災前も大赤字。
加えて、平行して走るバスも大赤字。
そのため、県や地元市町村が莫大な赤字を双方に補填していた。
ところが、
震災後バス会社の経営が劇的に回復し黒字化するところも出てきた。
そこにまた莫大な予算を費やして
鉄道を復旧させても、どうなるかは火を見るより明らかだ。
よくよく考えないと、未来永劫に赤字を生み
我が国の財政をさらに悪化させるだけの復旧になる。
こんなこと小学生でも解る。
「市民目線」などと大衆迎合的なことばかり言う政治家だらけだからこうなる。
政治家の市民目線こそがバラマキを生む諸悪の根源だ。
政治家たる者は、もっと大所高所から圧倒的長期視野で事に当たらねばならない。
ちなみに、全額国負担で復旧される鉄道会社の直近営業利益は以下の通りだ。
残念ながらバス会社のまでは調べられなかった。悪しからず。
三陸鉄道 岩手県。△1億4千6百万円
仙台空港鉄道 宮城県。△6億1千4百万円
ひたちなか海浜鉄道 茨城県。△1千9百万円
鹿島臨海鉄道 茨城県。△2百万円