フローズン
スキー場のリフトに取り残された男女3人の運命を描いたサスペンス・ホラー。一昨年位から流行りのワンシチュエーションもの。
大学の授業が始める最後の週末、ダンと親友のジョーは休暇を楽しむためにスキー場に来ていた。ダンは最近できた彼女パーカーを連れ、3人は楽しい週末を過ごす。最後のひとすべりをしようと3人は夕刻迫る中、リフトに乗り込むのだが、係員はちょっとした勘違いによりリフトを止めてしまう。そしてリフトに乗った3人を残したままスキー場は営業終了。来週末まで再開しないという。取り残された3人は1週間待つのか、それとも・・・。極限状態の中で彼らが選択した行動とは?
<たったリフト1台でよくぞここまでやりました>
最近流行っていたワシチュエーションドラマです。「リミット」「127時間」に比べると地味ですが、男女3人、リフト1台という設定だけでよく90分ひっぱってます。普通なら回想シーンでも入れたくなるのにそれもなく、3人の会話だけでカップルの今の関係やジョーが親友ダンの彼女を見る目など、微妙な三角関係まで見え隠れしてきて、リフトに3人が座っている状態がずっと続くのに飽きさせません。
地上15メートルで極寒の中、状況はどんどん過酷になり、吹雪にさらされるは空腹、眠気に襲われるは凍傷になったパーカーの顔、手はボロボロになるはで、ついに我慢しきれなくなった3人はある行動に出ます。こういう時、思い切ってリフトから飛び降りるか、リフトをつたって降りるしかないんだろうなぁ、3人とも無事には帰れないんだろうなぁと思いつつ観ていると案の定、そういう展開になっていく訳ですが、3人のうち誰がどう動くのかがよく練られています。
公開時期は確か残暑が厳しい夏でした。夏に観ると心も体も涼しくなってちょうどいいですが、この時期に見ると凍えちゃいます。

