薬を飲んで耐えた
ペンを突き刺して堪えた
居たくもないここに
居続けるために
恐怖に支配された僕は
“人間”じゃなくなった
“動かない動物”に
崩壊の中で逃げた
僕を消せなくて狂った
不安で足はすくんで
扉が開けれなかった
世間(せかい)に見捨てられた僕は
“人間”じゃなくなった
“存(い)もしない幽霊”に
叫べなかった悲鳴が
流せなかった涙が
代わりに吐く汚物が
心を裂く痛みが
腐臭を放つ隠れ家
何もしてない疲れが
今を殺した眠りが
僕のいた 地獄
薬を飲んで耐えた
ペンを突き刺して堪えた
居たくもないここに
居続けるために
恐怖に支配された僕は
“人間”じゃなくなった
“動かない動物”に
崩壊の中で逃げた
僕を消せなくて狂った
不安で足はすくんで
扉が開けれなかった
世間(せかい)に見捨てられた僕は
“人間”じゃなくなった
“存(い)もしない幽霊”に
叫べなかった悲鳴が
流せなかった涙が
代わりに吐く汚物が
心を裂く痛みが
腐臭を放つ隠れ家
何もしてない疲れが
今を殺した眠りが
僕のいた 地獄
誰も見てないところで
彼は血を吐いた
痛みがおさまったら
また使いに出た
幸せの魔法を
その身を削って
ちょっと杖を振れば
泣いてる人が笑顔になった
苦しい人が楽になった
感謝された 列ができた
うれしそうに帰っていく後ろ姿を見送ると
彼に痛みがやってくる
誰も見てないところで
彼は血を吐いた
痛みがおさまったら
また使いに出た
幸せの魔法を
代償を払って
自分が我慢すれば
代わりに人が笑顔になれば
苦しい人が楽になれば
それでいいんだ
うれしそうに帰っていく後ろ姿を見ていると
なんで痛みがやってくるの?
人が見てないところで
彼は考えた
『 幸せとはなんだろう? 』
…さぁ 依頼が来た
「 幸せの魔法を!! 」
また身を削った
よく見る顔が今日も来る
『 幸せとはなんだろう?
これが幸せなんだろうか? 』
幸せの魔法を今日もまた…
けれど杖を振ったのに
何も変わらない
お客が怒り出した
『 あれ? どうしたのかな? 』
幸せの魔法を!!
…皆帰ってしまった
それからも彼は
『 おかしいな… 』 と振り続けた
悲しそうな人や
苦しそうな人に向けて
あの痛みも感じなくなった
悲しみの理由(わけ)に 気付いた
苦しみの価値に 気付いた
病の意味を 悟った
彼の魔法は
そんな“幸せの魔法”に
君が日々で得たものも
僕は自分が得た気にして
すると僕がすべきことは
そこから何かを学んで
君が学んだことにして
“同じ空”に話しかけて
僕はその声を聴いてみせる
君が倒れたら
“同じ大地”に歌うから
君が孤独でいる時に
それで絶望させたくない
だから僕が謳う唄は
同じ孤独が在ると…
共に在るんだと謳う
“同じ時”に笑いかけて
僕は幸せを受け取っている
君が悩んだら
“同じ答え”を探すから
その答えは
誰もが持っている、誰のものでもないもの
僕が得たら君に
君が得たら僕に
僕らの間にいつも在る
“同じ人”に笑いかけて
僕はその愛を返してみせる
君が倒れたら
“同じ誰か”を救うから