複数のプロパイダのPOP形式のメールを、IMAP形式1アカウントに集約させているんですが、
今までは自宅サーバーでやっていました。
そろそろ外に出してもいいかなと思い、自宅サーバーのMaildirをアーカイブしてサーバーに持って行きました。
合わせてfetchmailの設定を行いました。
fetchmailは何かと簡単言うと、Linux上で動くメール受信クライアントです。
受信専門なので、メールを読んだり返事を書いたりするのは別途ソフトが必要です。
なんでそんなものがあるかと言うと、
POPメールって面倒じゃないですか?
え?面倒じゃない?
よく考えて見てください。
受信したメールデータって基本的にパソコンに保存されますよね。
今時パソコン1台しか持っていないならいいんですけど、2台持っていた場合受信メールの管理ってどうしてます?
2台のうち1台のパソコンのメール受信設定は、「サーバーに残す」にしてると思います。(それすらもやっていない人がいると思いますけど・・・)
そうするともう1台のパソコンで同じメールを受信することになりますよね。
これって無駄じゃないですか?
そして「サーバーに残す」ってやっていない場合はさらに面倒で、メールデータが2台のパソコンに分散して、あのメールどこだっけ、なんてなってしまうかも知れません。
しかも、メールアカウントが1個や2個ならいいんですけど、、10個や20個あったらパソコンの設定って面倒ですよね?
そんな時に登場するのがfetchmalなんです。
サーバーにIMAP形式のアカウントを1個つくっておき、fetchmailで複数のアカウントをIMAPアカウントに集中受信するようにしておけば、メールのわずらわしい環境管理から開放されます。
世界中どこに行ってもIMAPアカウント1個をチェックすれば、すべてのPOPアカウントがチェックできるんです。
しかもIMAPはWEBメールのようにサーバーにメールデータを保存する仕組みなので、パソコンを何台持っていようが変えようが、バックアップを考えることもないんです。
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