願望を持った時、
・不足からくる願望
・ただワクワクする願望
の両方がありますよね。
不足からくる願望に対する執着、現実を無視できない姿勢…これがなかなかに手強い。
私は、子の病気のことをなんとかしたくて、なので、不足からくる願望なわけですが、良い気分で過ごせることも増えてきても、不意に、不安などのネガに襲われて、苦しくてどうしようもなくなることがあります。
自愛したりなんだかんだするけど、それでも、「こんな現実は受け入れられない」って感じることが多いんです。
下手にスピリチュアルをかじっちゃってるもんだから、
・認識の変更したら、願いは叶う。いや、本当は叶ってるんだから、病気じゃない我が子も既にいるんだ。早く現象化させたい
・病気だろうとなんだろうと幸せになっていいんだ。自分＝世界なら、子を病気にしたのも私。子の病気を受け入れないと。病気によって、私は色んな体験をしたり、感情を感じたかったんだ。思い通りなんだ。
とか、そんなことを意識的にも無意識的にも考えちゃってるわけです。
なにより、この二つ目。この現実は自分が作ったんだから、まずは受け入れて、それでもいらないなら、ありがとうさよならってすれば、リリースできるよ、ともスピリチュアルでは言われてるもんだから、受け入れなきゃ受け入れなきゃと思うんですよね。
このブログでは、受け入れたって思っても、再配達きちゃう！まずは、「この現実でも幸せになろう」と思うことが大事なんじゃないかと書きました。
昨日のブログでも、「今を楽しもう」って気持ちがあれば、それを引き寄せるはず！（現実は自分の投影なんだから）とも。
でもやっぱり、「受け入れられない！」って頑ななエゴはいる。「いや、潜在意識的には受け入れないと！否定は否定的な現実作っちゃうよ！」って、これまた無意識にそんなことを考えちゃって、今を受け入れるために自愛したり、できるだけ「今」にいようとしたり…それで、なんとなく和らいだりして。
もうお気づきの人もいると思いますが、「受け入れらない」を否定しちゃってたんですよね。
・現象を変える
・変えられないことを受け入れる
のどちらかしかないと思ってた。
でも、「現実を受け入れられない」自分を「受け入れる」をまずはしてあげないといけなかった…
似たようなこと、どこかの達人さんも書いてたかもしれないし、どんな自分も愛するって、これもう自愛の基本なのに、自分の大事な大事な願望となると、すぐに忘れて、なんとか最短を行きたくなっちゃう。
「現実を受け入れられない！」を『だよね！受け入れられなくていいよ。一生受け入れられなくてもいいよ』って声をかけてあげると、あら、スッキリ。
もちろん、「いやだいやだ！一生変わらないのも受け入れられないのもいやだ！苦しいのはいやだ！」って叫ぶ日もあると思うんです。結局、これも自愛するなら、どこまでも受け入れてあげるしかない。
※ちなみに、エゴをガン無視っていう方法もあるようですが、私はやったことない…無視できる人は、エゴとの同化をやめることが、だいぶ出来てる人なのでしょうね
達人isaさんも言ってたけど、自愛は当たり前のこと、なのに、ついつい忘れてしまう。
でも、結局、全ては私、なら、この「受け入れられない」エゴだって、存在を認められてるから存在してるので、認めること、その「受け入れられない私のままでいいんだよ」は「別の領域の視点」だし、「別の領域におまかせ」の姿勢なのですよね。もうずっと「受け入れられない」でもいっか、としちゃったら、「なんかもうしらんわ〜」な感じになる。
「すぐ自愛忘れちゃう私でもいいよ」
結局自愛ですね。
※余談ですが、
自分や身近な人の死が近づいていたり、子が大きな病気にかかったり、とにかく何か大きな喪失があるとき、人は深い悲しみの過程があって、
否認→怒り→取り引き→抑うつ→受容
の段階を経るそうです。
（興味のある方は、キューブラーロスの5段階モデル、で検索を）
私もたぶん、受容には至っていない気がします。こんなスピリチュアルなことばっかり書いてると、心配されちゃうかもですが、子供の病気に対しては、病院連れて行ったり、現実的な対応をガンガンしてますので、ご安心ください。（喪失の体験をすると、宗教やスピリチュアルに救いを求める人も多いとか…ある意味では私もそうですが、もともとスピ実践者ですし、現実を疎かにしたり、高額なお布施とかセミナーとかでなんとかしようとは思っていません）誰か達人さんも言ってましたが、「病気の時に、しんどいのにしんどくないフリするより、薬買ってさっさと寝る」がよっぽど精神的にもいいですからね。