ドングリ | ★写真日記

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一日一枚・・・・・いつかは傑作を


★写真日記-木の実(SONY DSLR-A350)
くもり

タン!・・カラ・コロ・・・・背戸のあたりで木の実の落ちる音がしています。


タン・・タ・タン!

風が吹いているのでしょう・・・。


父や先の母が元気だった頃、櫟の実などを集めては、煎餅の入っていた缶に赤土と一緒に入れていました。

やがて実から(ハチの幼虫みたいな感じの)虫が出てくるのですが、それを釣りの餌につかうのです。


父と弟はミミズやサシムシ(どう見てもウジムシです)でも平気だったのですが、僕と母はドングリから出てくるクリムシでないとダメでした。


釣り上げたハヤは、母が甘露煮に・・・豊漁の時は、仕出し屋に持ち込んだりしていたようです。

ハヤを甘辛く煮ている鍋の隣の火口では、薩摩芋を蒸かしていたりして・・・一本づつは子供達の口にも入りましたが、残りは父が鯉のバクダン釣り用の餌に加工しました。


風が頬を切るほど冷たくなる頃、日曜日ともなれば父と母は連れだって御池まで釣りにでていました。

ずっと父の趣味に母がつきあっていると思っていましたが、母が亡くなったあとの父を見ていると、本当は母の趣味だったのかもしれないと思います。


その父も今はなく、落ちる木の実をひいていくのは、狸や野ねずみばかりです。