赤松林を縫うようにのびる自然歩道。
積もったこぼれ松葉を踏んでいくと、足下から精油めいた爽やかな香りが立ち上ってきます。
鹿の影も見えなければ、鳥の声もしません。
白鳥山の分岐点に向かうこの辺りは、以前フィンランド人の男性と少し歩いたところ。
母がしきりに話しかけ「キートス(ありがとう)」なんて言葉を教えてもらいました。
それから、この坂を「キートス坂」と呼んだりしています。
彼のど派手なショートパンツ姿と、人なつっこい笑顔・・・「白人だから、あんな格好でもおかしくなかったのよね」なんて、ここを通る度に話題にしたりして。
「
こぼれ松葉をかきあつめ・・・」・・小椋佳さんの歌を思い出しつつ・・・。
