1月15日は小正月・・・北霧島では、昔は「めのもち」を朝一番に玄関や台所、墓にまで飾りました。
前日、食紅で赤や緑に色づけしたり、粟をまぜてたりして、赤や緑や黄色の餅や普通の白い餅を搗きます。
昔は何軒かで手分けして、それぞれの色の餅を作ったり、一箇所に集まって搗いたものでした。
それを翌朝、1センチから2センチくらいのサイコロに切り、榎の枝に色とりどりの花のように刺すのです。
夕方には小豆粥が出されました。
どれも家族が健康で豊かであるようにという祈りに満ちていましたが、子供たちにとっては「これで本当に正月は終わり」という気分にさせられました。
さて、「めのもち」ですが、このごろでは飾る家そのものも減少しましたし、作るものというより買ってくるものになってしまいました。
今年は不景気の影響で買う気すらおこらず、我が家も飾らない家の仲間入りを・・・。
母は「せめて小豆粥だけは食べないとね・・・」と作る気満々です。
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夕方、朝食のためのバナナを買いに出た母が、得意そうな顔で帰ってきました。
手には二本の「めのもち」・・・スーパーにそれだけが置いてあったそうで、探して歩いて入手できなかった僕に、「どこを探してきたの?」
台所と玄関に飾って、今年一年の無事をお願いしました。
