ちぎり絵 この一枝だけに緑の葉が茂り、花が咲いていました。 他はどれも枝の先端に小さな固い芽をつけているだけで、すっかり裸だというのに。 近づいてみると、花びらの縁から繊維状のものがはみ出ていて、ちょうど和紙を指でちぎったかのよう。 ちぎり絵の雰囲気です。 母が「狂い咲きかしら?それにしては立派な咲き方ね。」と、興味深げにのぞきこんでいます。 この花のまわりだけ、秋の風が初夏の色をにじませているように感じてしまいました。