高原の街中から狭野神社前を経て御池に至る道路の両脇には、狭い田圃が幾つも重なるように広がっており、稲穂が黄金色に色付き始めるころには、その畦に彼岸花の赤い帯が美しく連なったものでした。
それが圃場整備で一面削られたり、土を入れられたりで、出来上がった見渡す限りの幾何学模様の風景は、微妙に彩りの違う田圃がパッチワークのように並んでいるばかりです。
道路沿いのところどころに赤い色はみられるものの、田圃を縁どった光景は消えてしまっていました。
もう五、六年早くデジカメをはじめていたら、あの景色を記録しておけたのにと、残念でなりません。