医者5年目にもなって針刺しをした話 | ブログ

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渡米目指して準備中の根がグウタラな腎臓内科医です。気づいた点や手続きのやり方などシェアします。

渡米を志す人にはちっとも嬉しくない話かもしれませんが、もし渡米した後にこんなことでテンパった場合のためにもメモ書き程度に。

後期研修医の時に一回針刺ししたので最初で最後と思ったら、やらかしました。

Hard stick患者の採血を手伝いまして、無事採血できたと針を片付けている時に嫌な感触が…。

当院の針(翼状針)はマニュアルで針をしまいますが、どうやら2-3mm飛び出ていたようで、そこで引っ掛けてしまいました。

まずはセオリー通り流水と石鹸で手を洗い、チーレジとアテンディングに報告。

Employee healthに行くように指示されます。そこで問診して採血をとります。患者のHIV rapid, HCV Ab, HBVs Agをオーダーし、患者さんにコンセントをとってから採血します。

患者さんのHIVの結果が出るまでに抗HIV薬(IsentressとTruvada)を飲むかどうか聞かれます。念のため飲んでおくと伝えると、その場で渡されるので内服します。ゴールデンタイムは曝露2時間以内と言われました。

採血の結果が分かれば連絡をもらいます。HIV陰性なら内服は中止、次のフォローは6週間後となります(その次が3ヶ月後)

HIV陽性なら毎週フォローとなります。予防内服も継続と言われました。
幸い患者さんは全て陰性でした。結構焦るので(アメリカではHIV患者が多い)、慌てずに然るべきところに報告するのが大事だなと痛感しました。