鎌倉、鶴岡八幡宮。「ジャパン・オルフェオ」(http://japanorfeo.com/)会場です。

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古楽と雅楽と月明かり、風の音、虫の声、木々のざわめき、歌とダンス、能に日舞、全てが一体となった舞台。
ブラヴォーでした!

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祈りが通じたか雨は上がったけれど高い湿度で、楽器の方々、特にガット弦にはあまりに厳しい状況。、西山まりえさんのハープやチェンバロは調律不能となり、やむなく電子チェンバロを使用したり、他の楽器の方々も弦が切れる、ピッチが合わなくなる、コントロール出来なくなる、など大変な御苦労をされての演奏でした。本当にお疲れ様でした。


だいたいのストーリーがわかっているというもありますが、訳詞を見なくても、音楽が、歌が、踊りが、全てを表現していて、心に伝わりました。
歌手の方々や踊り手の方々の、生身の体から発せられるエネルギーはやはりすごいですね。
日本の舞の、凝縮された静と動の美も感動的で、イザナミが去るラストシーンには思わす涙がこぼれました。

大好きな方々も出演しており、得難い貴重な機会で、酒田から足を運んだ甲斐がありました。
素晴らしい公演ありがとうございました!