工事が進んでいくと、図面上ではわからなかった事が見えてきます。


部屋のボリュームとか空きスペースだったりとか。


ある時、最初にエアコンを取り付ける予定だった壁面をスッキリさせたいから、


エアコンの取付位置を変更したいと要望が出されました。


取付したい壁の裏側にはユニットバスがありました。


先に配管を入れておけば可能だったのですが、工事が進んでいて不可能に近い状況でした。









そこに取り付けると室内機の配管がまともにユニットバスに当たってしまい


取付は不可能じゃないかと半分あきらめていました。


水を排水する管もあるため、外に向かって勾配がつけられるスペースが必要です。













でも一カ所だけ配管可能なスペースがありました。


ユニットバスの入口戸の上の空間です。


当時大工さんがこの入口周りの間仕切り工事にかかる前だったのも


幸いして、配管工事ができました。


上の写真は実際エアコン配管してた時の写真です。

 

四角く空いているのはユニットバスの天井点検口で

 

そこからのぞきこんで配管の工事をしていただきました。



室内機のダクトが貫通してるところ











そのダクトが外部を貫通してるところ












事前に打ち合わせを何度も設けて、細かな点まで決定してから


工事にかかることが大切です。







造作家具はサイズが自由で自分好みの家具がつくれるところがメリットです。


コストのことを考えると現場で大工さんに作ってもらうほうが


意外に安くできたりします。


ただ、細かなところまでの造作を好まれるなら


建具屋さんとか家具屋さんに作ってもらうほうがいいと思います。





これは洗面台で大工さんに作ってもらいました。


左右下部に箱を作ってもらい、その上に洗面器が落とし込めるように


開口した積層カウンターをのせただけです。


鏡の左右の棚も大工さんで取り付けてもらい、塗装後にカガミを付けました。







これも大工さんに作ってもらいました。


カウンターを作り、その上からモザイクタイルを貼りました。







メーカー品と比べると、手入れが大切になります。


カビや変色を抑えるために、カウンターに水気を残さないよう


気を付けなければなりません。


しかし、手をかけることで愛着ある家具になります。







外からの視線、日差し、夜の街灯の明かりなど遮る為に取り付けます。


種類も豊富になりダブルカーテン、ロールスクリーン、ブラインド、タテ型ブラインド、


プリーツスクリーン、シェードといった種類があります。




これはロールスクリーンです。




操作方法もプルコード式、ワンタッチ式、チェーン式とあり、


これはチェーン式です。


チェーンを引っ張る事でスムーズな上げ下げができます。





これはレースとドレープからなるダブルカーテンです。


左右に引き分けるのが一般的です。




窓幅が狭い場合、このように片引きにする場合もあります。





光を入れたい時にはレースを、光をカットしたい時にはドレープを閉めれば


明かりを調整できます。


遮光カーテンを使えば完全に光をシャットアウトできます。


夜勤で日中休まれる事がよくある方、窓近くに街灯があり寝付きにくい環境にある方に


重宝するのではないかと思います。


エアコンは部屋の気温、湿度の調整する設備のことで


エアーコンディショナーの略です。


冷媒(ガス)を用いて熱を循環させ室内外の熱交換器で放出、吸収を行っています。


性能も良くなっていき、本体の機械も大型化してきています。






デザイン性をもたせインテリアの一部になる様なエアコンもあります。


外国のデザイナーが手がけたエアコンで、今年10月頃ダイキンより販売予定だそうです。







エアコンを設置する上で大事なことがあります。


建物とお隣との境界までが狭く、室外機の設置スペースがなかったり、


室外機のファンの風で隣家へ迷惑をかけてしまうこともあるので注意が必要です。



室内機、室外機の位置が離れれば離れるほどほど熱のロスが大きくなるので


室内機の近くに室外機のスペースを確保することが必要です。



室内機の位置も風が直接人体に当たらない向きかどうかだとか、


またカーテンレールに干渉しないかどうか、といったように


プラン計画段階からエアコンの設置場所も考慮に入れておく事が大切です。