焦らず、諦めず *くも膜下出血・高次脳機能障害の夫との記録* -7ページ目

焦らず、諦めず *くも膜下出血・高次脳機能障害の夫との記録*

夫がくも膜下出血で倒れました。
まだ40代。私は30代。
子どもは高校受験、中学進学間近。
グレード5でしたが、意識レベル300でしたが、
生きてます。
高次脳機能障害、右同名半盲という大きな障害が残りました。
焦らず、けれど諦めず。
ゆっくりと、少しずつ。

しんどい。

新しい仕事がしんどい。(想定内。)
接客業、面白い部分と辛い部分が交互にきますね。
でも、そこは想定内。
まだまだ覚えることはたくさん。
頑張ろう。
頑張ろうと思える自分を認めよう。


息子が部活に参加できてなくてしんどい。
さらに学校に行きたくないと祖母宅に駆け込んで周りを振り回すのでしんどい。
逃げ込める場所があるから、いいのかと思っていたが、この3年間、あの子は逃げ込んでばかりだ。
体がきつい(熱はない)。実は宿題が終わってなかった。そんな自己中心的なことで、我々を振り回す。
上の子が「あの子は不登校になるかもね」と、のたまった。
宿題が終わってないから学校に行けないというから、溜まりに溜まった宿題を計画的に終わらせる見通しを立ててあげ、もちろんそのことを先生と話し合って約束を取り付け、見守り、励まし、時にはキレ、何とか終わった小学校生活。
中学校でもなのか…。
その間夫は?
くも膜下出血関係なしに、何にもしません。
たまーに怒鳴ります。
正直、迷惑です。


夫のリハビリにこれ以上の急成長がないと見切りをつけられた部分があってしんどい。
(視野訓練はもう数ミリも拡大できない)
夫がやっぱり自分の障害のことを理解できていなくてしんどい。
先日職場に行きました。
私は仕事だったので、主人の父が付き添って。
そこで「7月に産業医科大の先生がいらっしゃるから、その先生と会ってみないか」と教頭・副校長に言われたそうです。
そういうことか、と理解しました。
だって夫は「2.3日前に急に覚醒しました!」と言ったらしいのです。
そのセリフ、もう何度目ですかね。
覚醒して物事が理解できるようになった、と。
家ではずーっとベッドの上でスマートホンをいじり(文字は避け、ひたすらYouTube)、雨が降っていようと洗濯物は取り込まず、私が帰宅するまでの時間ぼんやりと過ごしているそうです。
ヘトヘトになって自転車漕いで帰ってきた私は、洗濯物を取り込み、夕飯の買い物に出かけ、夕飯を作り、食卓に並べ、箸や食器を準備し、後片付けをして、洗濯物を畳み、片付け、娘と息子に「スマホいじる時間あるなら勉強しろよ」と睨みをきかせ、洗濯物を洗い、干し、お風呂に入って寝るのです。
多分どこの家庭も母親はそんな風にやってると思いますが、その間夫はぼーっとパソコンの前に座って、さっきも確認したUSBメモリーを刺しては確認し、また同じものを刺しては確認し、ずっと繰り返しています。
あとはYouTubeかな。

わたし、奴隷ですか?
これって夫婦と言えるんですか?
シングルマザーで子供3人育ててるようなもんだと思うんですけど。
でも、何の補償も手当もない。