今年は比較的、長くもった春も、ようやく次の季節に移った感じがしますね。

明日は関東地方に台風が来そうですが、そんな日に限って朝9時半から夜9時までレッスンをお約束してしまっています。

僕が台風の中を車で動くだけならどうって事ないのですが、生徒さんに台風の中を歩いて移動して頂くのは危険過ぎます。たくさん調整して、ようやく決まった朝から晩までのレッスン、また組み直す事になるのですかねえ。

でも台風、急速に勢力を落とすかもしれないのでガッカリするのは、まだ早いですね!


そういえば庭の梅の実が落ちるシーズンになりました。5月に収穫という昨年までの嘆かわしい異常気象とは違って、ほぼ正常な梅雨のはしりの収穫で、地球よ、まだ健康であったかと、少しほっとしております。

ところが今年は、また別の問題が浮上しているのです。

ジューンベリーとグミの実が一夜にして全て無くなってしまったのです!甘くて動物達にも人気のあるジューンベリーなら、まだ分かりますが、今まで何人にも全く見向きもされなかった甘くも何ともないグミの実が、一粒残らず何者かに食い尽くされたのは驚きです。グミでも食べないと生きていけないほど、動物界では食料不足なのでしょうか?


全てが食い尽くされた原因のひとつは、こいつかもしれません。最近、うちを通っては、ちょいとつまみ食い、ではなく、うちの庭に住んで果実を根こそぎ食べまくっているようなのです。



台湾リス。
可愛いとは対極的な性格で、ベランダにやってきては、うちの猫達にスゴんでいます。
どうか梅の美味しさには目覚めませんように!

もうひとつ、おまけで、この季節の風物詩、
ホタルです!


さて、本業の話しですが、
先週のN響の指揮者、アンドリス・ボーガさんは良かったなあ。まだ若く、少し小太りだけど人柄がとても丁寧、まるで優しい熊さんみたいです。この熊さん、野原を歩いていて、お花を踏んづけちゃったら心から悲しんで、ごめんねごめんねとお花に言いそう。
でも、その音楽はウケ狙いのハッタリに全く頼らず、真実だけを追求し真実だけで勝負するという、よほど実力が無いと成り立たなそうなもの。それで、あのパッと聴きが難解なショスタコーヴィチ交響曲第4番をぐっと聴かせるのですから大したものです。この方は将来、大物になるでしょうね。また、その演奏にブラボーの掛け声を下さる大勢の方々。日本の聴衆もハイレベルだなあと感心しましたよ。

ところで、この日、弾いたショスタコーヴィチ交響曲、楽譜が読みづらくて、前に弾いた人が補填したりした注意書きが残っています。
この『As』という書き込み、ラのフラットという意味なのですが、今の僕には先々月、ロンドンで観たサッカーチーム『アーセナル』の頭文字に、まず見えてしまうのですよ。アーセナル中毒症状、いまだ健在なようです。


この日の午後は、ショスタコーヴィチ交響曲をNHKホールで弾いた後、僕は深い余韻に浸りながら徒歩15分で同じ渋谷のオーチャード・ホールへ移動です。
えっ、なんで?
Kバレエ「パリの炎」への本番のハシゴです!!
疲労に体力のバターを厚塗りして乗り切る、気狂い沙汰。
でも深刻なショスタコーヴィチとは対極的な明るい雰囲気のバレエは気持ちがサクッと入れ替わるし、短いスパンで熱狂的な拍手が来るのでテンション上がります!その楽しさに疲れなんて吹き飛びました。
ただ、その素晴らしい踊りがまるっきり観られないのが毎度残念ですが。

今回は、あっちこっちと細かい話題が多かったので、本当は取っておきの話題があるのですが、次回のお楽しみとさせて頂きます。

では皆様、台風に気を付けてお過ごし下さいね。

台風一過、梅の実拾い、大変だろうなあ。