梅雨が明けました!
本来なら湧き上がる入道雲に海水浴と、晴々とした気分になるところなのでしょうが、今年もコロナが収まらず、なんだか開放感少なめな夏ですね。

ところで皆様には、あまりピンと来ない話しかもしれませんが、季節による各セミ達の鳴き出し時期にうるさい僕の見立てによると、昨年までは早過ぎる気温の上昇で6月終わりにはアブラゼミが鳴き出して「温暖化で変な事になったものだ」と嘆いていたのに、今年はもう充分に暑いにもかかわらずアブラゼミが少ない・・夏の初期に鳴き出すはずのヒグラシも1匹しかいない!
これは生態系の崩壊の始まりなのか?あるいは早くもセミ達の間で、7月20日、鳴き出し解禁って法律でも出来たのか?
つい興奮して僕の好きな自然系の話しが長くなってしまいましたが、この際もう少し脱線して、こんなエピソードも紹介致しましょう。
僕の自然への関心は小さい頃からで、テレビの自然保護系番組にも日々痛く共感して暮らしておりました。
あれは確か小学校1年生の頃だったでしょうか、高度成長期における環境破壊に小さな心を痛めていた僕は、遂に立ち上がる時が来たとばかりに『自然を守ろう!』と書いた紙飛行機を、家の窓から世の中に向けて投げてしまったのでした!!
世の中に向けてと言ったところで、現実的には家の前の道に紙飛行機は落っこちている訳で、そこへ想定外にも毎日遊んでいて身近過ぎる友達が通りかかったのです。恥ずかしさの余り、受け身でいて見つかるくらいなら、こっちから寄って行けとばかりに
「なんだか、そこに落ちている紙飛行機がさっきから気になっているんだけど」と友達をわざわざ呼び止め、
さらに
「なんだか中に何か書いてあるような気がする」とまで言ってしまったのです!
なんで窓から見ているだけの僕に、そこまでの透視力があるのか?
友達も小1で幼かったのが幸いしたのか、その辺、疑問に思わなかったようでしたし、僕の字が拙くて熱いメッセージも彼には伝わらなかったようで、「何これ、君が書いたの?変人!」と、ひやかされるという事もなく命拾いしたのでした。
ああ、本当に前置きが長くなってしまいましたが、これからが本題である音楽のお話しです。
先日の熱海の土石流の頃は異常な雨でしたね。皆様のお宅の方はどうだったでしょうか?
うちの近くの高速道路は土砂崩れがあって、残されたルートに車が殺到して大渋滞だったり電車が運休になったりと、心が潰れるような雰囲気でした。
そんな中、N響沼津公演は雨の間隙を突いて無事行われたのですが、その日のソリスト、チェロ奏者の横坂源くんのアンコール曲「鳥の歌」をこの4人で伴奏しました。つかの間のほっこりした雰囲気で心が救われました。

左から、N響 山内、辻本、ソリスト横坂さん、N響 中、藤村です。
続いては、先日行われたピアニスト須江太郎氏とのコンサートの事です。
この日の僕のミッションは『この際、全曲暗譜!』でした。
ミッションを完遂出来た事は、もちろん満足でしたが、それより歴史的な「木のホール神奈川県立音楽堂」で弾けた事がとても嬉しかったです。
随分昔に ここで演奏した時には、僕の未熟さから、そんなに良さを実感出来ませんでしたが、今回はなんて素晴らしいんだ!と思いましたよ。
ここには、かつて
それにしても入場料が安い!天下のフルニエやトルトゥリエが2000~3000円。
このようなポスターは、当日高校生だった僕が終演後、会場にわざとダラダラと残って、会場の方がポスターを剥がしにかかっている時に、そっと近付き、心から欲しいのですと熱くお願いして譲って頂いた物なのですよ。おかげで今ではお宝です。
ここまで書くと突然、書く事がなくなってしまいました。
序段にホールの話し、メインをセミの話しにすれば良かったですかね。


