年号またぎの世紀の10連休終わりましたね。これから毎年やったりしたら、どうでしょう?気候も良いし、この10日間で日本の国力が相当落ちたってわけでもなかったのなら、毎年続けていけば、日本人に新たな価値観が生まれるかもしれませんね。

N響としては、10連休に配慮したスケジュールというのはなくて、全く普段の通りでした。ところが僕はたまたま、この間の演奏会を1つ休んでも良い事になったので、図らずも10連休の仲間入りをさせて頂いていたような気分でした。
僕の休みは3日間。それに世の中の10連休の香りが付いて、随分長く感じました。
最初は楽器を弾かない罪悪感との闘いで、ブログ前号でご紹介した通り「もがき」の1日でしたが、次第に楽器の事を忘れる事に慣れてくると、大好きな庭仕事が炸裂してきたのでした!
この葉っぱのトゲトゲしたヒイラギの木、クリスマスの頃に赤い実がなって好きなのですが、大きく育てると背後の花壇が日陰になるというジレンマに常々悩まされています。
今日は思い切って、移動させる事にしました。

この他にも大晦日に出来ず、いつも気になっていた作業を次々と片付け、
なんと夕方より、懐かしの、実に久しぶりの黒鯛釣りに行ってきました!
三浦半島先端付近の懐かしの釣り場。そちら方面は、僕にとって日常を忘れ、仕事を忘れ、素の自分になれる魔法の地帯なのです。
かつては四駆のピックアップ・トラック(アメリカ西海岸やハワイ等で見かける乗用車的トラック)にボートを乗せると、見渡す限りの畑の中を窓を全開にして疾走。農道をどんどん下って行った先は名もなき小さな浜。ここに出ると、もう気分は冒険家です。沖の磯までボートを漕ぎ、上陸すると夜中まで黒鯛を狙ったものでした。
しかし、この日は、大人しく防波堤での、のんびり釣りにしておきました。さすがに連休中だけあって、親子連れで溢れかえっています。
でも、おそらく親子連れは日没と共に帰るでしょう。電気ウキを使っての夜釣り狙いの僕は、ゆっくりとサオの準備に取り掛かります。思えばこのサオを出すのは、2年前の黒鯛釣りの聖地 『対馬』遠征以来か。
海かぜの抜ける防波堤に胡座をかき、気持ちの良い夕日を浴びながら、日が暮れるのを待っていると、忘れていた素の自分がぐんぐんと甦ってくるのが感じられます。
釣果は1回バラシ(魚の引きが強くて糸が切れる事)。
帰りには釣りの時の定番の恰好、ジャージ姿で、ラーメン&餃子です。汚れたジャージ姿でラーメン屋ってのが、工事関係の人になったみたいで、すごい気分転換だし大好きなのです!
その夜は、替えたてのシーツの中でニコニコしながら眠りにつくという、1番したかった事が出来ましたよ。
バッハ:ヨハネ受難曲に出てくるキリストの言葉。『成し遂げられた!』
es ist vollbracht!
ここに満願が成就されたのでした。




