我が家の玄関先に、今年も僕の好きなバラが咲きました。植えた覚えはなく、いつの間にか、ここにあるのですが大歓迎です。
我が家はバラが勝手に育つような山に囲まれています。
学生時代に都内から遊びに来た友達がトンビが飛んでいるのを見てびっくりしている事に、こちらは驚きました。他にリスにタヌキ、ハクビシンや、時たまイタチや野ウサギも見かけます。来月にはホタルが見られるでしょうし、夜には新緑の季節の到来を告げるフクロウの一種アオバズクが、もうすぐ鳴き出すはずです。
先日、某音大でチャイコフスキーの交響曲第4番のチェロ分奏をしていたら、始めの方のあるリズムがアオバズクの鳴き方と同じだと思ったので、学生達にアオバズクの鳴き声みたいだねと言ってみたら、案の定、一堂困惑顔をするので、早速スマホで「アオバズクの鳴き声」を検索して聞いてもらいました。雑学のひとつにでも加えて貰えたら嬉しいです。
アオバズク鳴く美しい新緑の季節、元号も新しくなって、世の中は10連休、真っ只中ですね!
ここで本日の本題です。
僕は、一日中、予定のない日を「今日はお休みの日にしよう!」とする事が、たいへん苦手です。でも困った事に、素晴らしい休日だったと微笑みながら眠りにつくのが夢でもあるのです。
いわゆる「休み下手」なのです。なのに今日はたくさん遊べて楽しかったと思いたいのですから苦労する訳です。
明日、明後日までに弾けるようにしなければならない曲もないので、今日は休むぞ!と堅く決意したとしても、アラビアンナイト系映画に出てきそうな召使いが、いつ何時「ご主人様、練習しなくて良いんでございましょうか?」なんて呟くかもしれないので、この日ばかりは、そういう心の声的なものは特に強力な呪文で魔法の壺の中に閉じ込めておかなければならないのです。
次は、自分では心の声を封じ込める事に成功していたとしても、想定外の外的要因が襲いかかる事もあるという例です。
絶妙な精神的バランスで、晴れやかな「休みの日」を過ごしている時、例えば庭でのんびり草抜きなんぞをしている時、そんな僕を発見した母親に→(2世帯で生活しているのにもかかわらず、このナーバスな最近の僕の傾向を知らず、40年前の息子に対する接し方を現代でも使用する)
「あなた、最近ちっとも練習しないのね」
なぞと言われようものなら、僕のガラス細工のように壊れやすい「お休み気分」は、いとも簡単に砕け散るのでした。
(実際は朝から晩まで家以外の所でチェロを練習していますから皆様においては誤解なきよう)
ですので、こんな馬鹿みたいな自己内部闘争を経ず、普通に「10連休」を過ごせる方々がとても羨ましいです。
なんだか、そういう話し、さっぱり分からないんだけど、という方、一般の方々はもちろん、同業者でもかなり多いかと思われます。そこで最後にお口直しとして、再び、我が家の周りの自然のお話しをして、締めくくりとさせて頂きます。
うちの近所のウグイス、どう聞いても「ホ~ホケキョっ」でなく「あ~~~ゴキブリっ」と鳴いているようなのですが、皆様には、どのように聞こえますか?
10連休を心から楽しむ方々みたいになりたいと、もがくチェリストからの不思議なブログでした。
