未明のW杯サッカー応援の寝不足から立ち直った本日、N響では九州&沖縄演奏旅行のリハーサルが行われていました。
指揮者は、巨匠というよりは、
                             至宝
ウラジーミル・フェドセーエフ
以前は、何人もいらっしゃったはずの上手いとかを超越して、聴くものを音楽の真の幸せへと導いてくれる方々、しかしながら、今やそれが出来るのも、このフェドセーエフお独りになってしまわれたような気さえします。

今日のリハーサルは、ショスタコーヴィチ交響曲第5番でしたが、久々に鳥肌が立ちました。
この演目で佐賀県鳥栖を皮切りに九州を時計回りに進みますが、なんと福岡に寄らず!それどころか東京、名古屋、大阪等にも寄らず。もっと沢山の方に聴いて欲しかったです。


でもフェドセーエフの訪れた街の方々は幸せです。きっとフェドセーエフの通った後にはキラキラとした幸せオーラが残されていく事でしょう。



ところで幸せにまだのぼせている僕は、先程のリハーサル後、新幹線に飛び乗り奈良に向けてまっしぐら中です。元ウィーン・フィル首席クラリネットのシュミードルさんとの演奏会の最後の曲になんとか駆け付け参加するためです。
今晩は最後の1曲だけの出演ですが、間に合うかなあ。わりと着いてすぐ弾く感じなのが、今、次第とはっきりとしてきています。とりあえず、新幹線のトイレで本番着に着替えましょう。まあ、こういうピンチの時は、得てして無類の集中力が出るものです。


新幹線はもうすぐ名古屋を通ります。名古屋と言えば、一昨日、師匠の安田謙一郎先生とDUOコンサートをしてきました。
全力で演奏しつつも、幸福な演奏会でした。
演奏しながら、師匠と弾けるなんて、僕はなんたる幸せ者かと思っていたのですよ。

ゲネプロでのひとコマ↓


ピアニストの山本敦子さんと何やら確認中↓


そして本番!




数日前のある朝、その日は一日中、リハーサルがあったのですが、あまりに楽譜が沢山あったので試しに玄関に並べてみました。

これも数日後には全て弾き終えます。



後悔のない準備と演奏が出来て、最後の那覇での晩、オリオンビールが美味しく飲めるといいです!!