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Acqua Fragile

愛と勇気とさかなが友だちです。イタリアのプログレではありません。

失敗をいつまでもグズグズ反省していては
魂(アクアスピリッツとかいろいろ)の生産性が
悪くなるので仕切りなおしをしないといけません。

それにしてもグリーンネオンがいなくなって以来、
赤虫キューブを溶かしてもちょうど11匹ぶん余るのが
またやるせなく、悲しいわけですが。

いままでずっと、ちょうど冷凍赤虫キューブ1個で
ピッタシ自宅の魚たちにご馳走が行きわたる量でした。

赤虫を一番食べるのはバジスバジス。
1匹が1回に5-6本の赤虫を食べます。
ラスボラもそこそこ食べます。
メダカやピグミーグラミーは1-2本、
ブリジッタエも1本、自分のカラダの長さの
半分以上ある赤虫をくわえて
他の魚から逃げ回りながら時間をかけて飲み込んでいく感じ。
ランプアイとマクロフタルムスは
食い意地はっているので3本くらいたいらげる。
グリーンネオンは皆、1本か2本食べていたっけ。
みんな赤虫が大好きです。
私は、赤虫を食べているみんなを見るのが大好きです。

仕事が落ち着いて、もうちょっと暖かくなったら
新しい仲間たちを増やそうと思います。

水槽をのぞいてみたら、
白い腹を上にしたり、くの字になったりして
魚が何匹も浮かんでいるという
いやーな夢を見てしまいました。

夢の状況がリアルすぎたのと、
起きてすぐは頭がボーッとしているせいもあり、
実際の水槽を見に行くのが怖く、
ホントにまた魚が死んでいるのではないかと
ドキドキしました。

でもいつも通り、みんな元気だった。

あー!良かった・・・・

グリーンネオンを全滅させたことが
思いのほか、心の底に重く溜まっているのかも。




中学生の頃、親にお願いして
飼育セット一式を買ってもらって、
でも私はアホな子どもで知識も何もないから
魚を入れてもすぐ死なせてしまい、
また魚を買ってきてやっぱり死なせてしまい、
じゃあコイなら丈夫だしとコイを入れても
死なせてしまい、
それからはもう魚を飼うのはやめました。

その後大人になって仕事を始めて、
東京にやってきて、
千駄木の古い部屋でひとり暮らし。
何かの広告撮影の小道具で使われた後、
いくあてがなくなったムギツク2匹、
ローズメノー2匹をもらってきて、
プラケに水作とアナカリスを放り込んだだけの
環境で飼い始めて、
それは丈夫で元気な魚たちで
今ほど魚に執着して飼っていたわけでもないのに
かなり長生きしてくれました。
(今もサイアミーズフライングフォックス見ると
ムギたちを思いだす)


また、魚を飼ってもいいのかなぁ。
とぼんやり思うようになりました。

その後、世田谷に結構長く住んだけど
ベランダで植物を育てる以外
生き物は何も飼わずに暮らして、
数年前、今のマンションに越してきてから
猫と魚を飼うことにしました。

中学時代のように愚かな飼育で
飼い殺すのは絶対いやだったし、
もういい大人なので、
知識と経済力でがんばりました。

根っからのおたくスピリットで
本読みまくりの理論武装をしたこと、
そしてフルに働く女の経済力で器具を買いそろえ、
万全の体制で飼育を始めました。

それから今まで
どんな魚も短期間で死なせることはなかったし、
水質をちゃんと保つことができれば
案外なんでも上手に飼えるんだと思っていました。

ちゃんと飼えること、長生きさせられることを
自負するようになり、
さらに自分の飼育力に自惚れるまでに至り、
そんな折、今年のお正月、
100%自分が悪いヒーター事故で
グリーンネオンを全滅させてしまいました。

日が経つにつれ自分でも気づかないうちに
じわじわと死んだ魚への罪悪感と、
自分の奢りへの嫌悪感が積もり、
今朝、あんな夢を見てしまったんだなと思います。

リアルだったなぁー。

夢の中で、ぽっかり浮かんだ魚の白いお腹が
まだ目に残っています。
夢の中で水槽に手を入れたら、水がぬくかったもの。


























この2冊を常にバッグに入れていて
ところかまわず読み込んで(ながめ込んで)います。

Acqua Fragile

「ベタ&グーラミィ」
「卵生メダカ」
 


味わい深い、趣がありすぎるお魚が
たくさん掲載されていて
脳内飼育がとっても楽しい。妄想し放題。
リアルでは飼えそうもないです。

卵生メダカは年魚が多くて、
一年しか寿命がないのでちゃんと繁殖させて
累代飼育して、種を保存していかないといけない。
そういうのは私のような雑な人間が
生半可な気持ちで飼ってはいけない。
だから一生、飼うこともないだろうなあ・・・

でもいつかもし飼育するとしたら
私がおばあさんになったとき。
1年ずつ丁寧に、心をこめて
卵生 メダカと一緒に生きるんじゃ。

 

先日最悪の事態となった
故グリーンネオンたちの30センチ水槽は、
一匹だけ生き残ったアフリカンランプアイを
本来のランプアイ専用30センチ水槽に移しました。

この魚は本当に強い。
この個体が強いのかもしれないけど。
あんなに酷い目にあったのに、もうヒレのまわりを
キレイなオレンジ色にして、
ランプアイ仲間たちと
追いかけ合いをしています。

グリーンネオンの水槽は水草とヌマエビが
まだ生きているので
死魚をすくって1/3を水替えした後、
加温と照明、CO2添加を続けていますが
魚のいない水槽はとても淋しく、
ふと水槽が視界に入るたびに自分がやってしまった
取り返しのないミスを思い知らされ、
自責の念にかられてしまいます。

なのに、心の片隅では
「ここで次は何を飼おうかな~」と
考えているのも事実。
この身勝手さ、チョーシの良さに自己嫌悪しながらも、
つい熱帯魚の本や図鑑を手にしてしまい、
リコリスやスカーレットジェムなど
以前から気になっている魚、
30センチ水槽での飼育に適合した魚のページを
開いてしまうという、
クズで最低なことをしてしまう。

罪悪感というものはそれ単体よりも
身勝手なワクワク感を併せ持つとき、
より深く因業めいて胸は苦しくなり、
そしてそんな心の流れを
自力で止めることもできません。

こんな飼い主に飼われ、殺されてしまった
グリーンネオンがあまりにもうかばれない。
いまいる他の魚たちにもすまない。
それでもやっぱり、
次の魚のことをつい考えてしまうのです。

徹夜明けの帰宅の今朝、
卓上の30センチ水槽の様子が変。

いつもは餌待ちで照明がつく前から騒がしい
グリーンネオンたちの姿が見えません。

見ると、ガラス越しに横たわっている
たくさんの小さい魚。
ボディは少し色褪せていたけれど
どれもまだ青いネオンの光が残っていました。

11匹、全部落ちている。

 *この水槽には11匹のグリーンネオンテトラと、
  隣に置いたもうひとつの30センチ水槽から
  ダイブしてきたアフリカンランプアイ1匹が
  ずっと住んでいました。


心臓をバクバクさせながら
ここしばらくの管理状態を必死で思いだしたけど
何も心当たりがありません。
つい2日前に水質チェックした時は絶好調だった。
混乱と後悔で気分悪くなってしまう。

水温計を見た。12度だった。

ヒーターのコンセントが抜けていた。
一昨日、水槽の近くへメイクボックスを移動させたとき
抜けていたんだ。

昨日はエアコンを切って出かけた。
徹夜で帰らなかったので
室内は冷え切ってしまったのです。
凍えて死んだのか。私が殺してしまった。

ランプアイ1匹は水温12度を生き延びて
元気に泳いでいました。

ひどい気分のまま、着替えをして
そのまま再び事務所へ。
タクシーに乗ると運転手さんが
「お寒くありませんか?暖房の温度上げますか?」
と聞いてくる。
落ちてしまったグリーンネオンのことを考え
また自己嫌悪。

騒ぎもせず、寒いとも助けてとも言えず、
さかなは死んでしまう。
もの言わぬ生き物だから
私は運転手さんのようにいつも
水温を気にしないといけないのに。

悲しく情けなく恥ずかしい話だけど
いましめのためにちゃんと書いておく。