事務所と自宅の水槽の照明をきり、
水温を22~24度に下げ、
猫のホットパネルもスイッチ切って
きょうもみんなと一緒に元気に節電中。
でも正直うしろめたい。
熱帯魚飼育は所詮、身勝手な娯楽ですし。
アクアマリンふくしまの水族館の魚たちのことも。
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事務所のある街は、都内でも外国人密度が
最も高いエリアのひとつだったかも。
フランス、ドイツ、スイス、フィンランドなどの大使館があり
駅も路上もカフェもいつも欧州系の外国人がいっぱいでした。
でも一昨日あたりから、めっきり姿を見かけなくなりました。
各国から帰国指示が出ていますので、
みな母国へ帰った様子です。
ゆうべ同郷出身東京住まいの
友だちから電話をもらいました。
恐怖に耐えられず東京を脱出して京都から。
電話の向こうで「ごめんねごめんね」と泣いていました。
「(乾燥肌)もお願いだから逃げて、今すぐ京都来て」と、
心から私を心配してくれていること、
一人で脱出したことへの深い後ろめたさで
苦しんでいることが伝わってきました。
そんなふうに自分を責めてはいけないと思うんだけど。
私は彼女の身の安全にホッとこそすれ、
責める気持ちなんてこれっぽっちもないし。
それぞれが国の指示、遠くにいる親族の願い、
そして自らの意志で、
それぞれにとって適切な行動をしているのだと思うし、
それは私も同じこと。
幸いにも今、私には先を急ぐ仕事があって、
事務所には魚がいて、
ささやかな日常を保つことができているので問題なし。
震災後もいつものバスがちゃんと来る、
週刊マンガ誌も発売日にきっちり店頭に並ぶし、
そのマンガも午後には売り切れるし、
なじみの中華屋もなじみのチャーハンを炒めている。
ただ、バスの隣席の人、お店の店員さん、
スーパーのレジ待ちの列、路上でも
いままで決して言葉を交わすことがなかった人たちとの
会話が自然と増えたことが
いつもとはちょっと違う感じです。
みんなも私も、やっぱりほんとは
心細いんだと思います。










