先日家に帰ったら、、、
ツボがありました
「な、なんだこれは??」
「霊言あらたか、と買わされたやつなのか?むかしテレビで見た妻がなぞのツボに大金払うとかのやつか?」
「存在感はあるがそんなに霊的な力はないぞ、、??」
と思い
おそるおそる
「いくらでコレ買ったの?」
と聞いてみたら
ただの花瓶的なものとして、
数千円で買ったやつとのこと
よかったー
最近、気づくと勝手にいろいろと家にものが増えていきます
妻は浪費家なのでよくものを買うし、お金を使います
お金はあればあるだけ使うタイプ
たまに変なものいらなそうなものも買ってますが、基本的には放置
変なものでも買ってしまったということ自体が経験になり、いいものを見る目を養う肥やしとして、学びの機会になるだろうと思っています
最近変なものが減って来たのがその成果
ちなみに自分は物欲はたぶん少な目
いろいろ買ってもいいと思いながらもなかなか買わない
けど、本は欲しいと思ったら即買いしてます
例えば最近はこれ
合計3万くらいしました
神経の本2冊
神経の理解、施術成果に直結するのと、触っている神経が本当に解剖学的に一致している、この舌先に関連するのは延髄のココ、なんてのも書籍は3Dじゃないから、情報が不十分ではあるものの自分がやっている箇所と一致していてにやけたりする自己満足度をあげるのに役立ってます
エフェクチュエーション
元はすでに3年前くらいに買ったこれ
この本をもっとわかりやすく、噛み砕いた本ということで復習がてら読みました
これもよいです
自分が起業するにあたり
「上司は絶対間違っていて、自分が正しいけどあくまで感覚的なものだから説得しきれない」とモヤモヤしていたのが現実化されていた本
初めて読んだとき
ホラ!
とドヤ顔で元上司の顔に擦り付けたい一冊
他にもボスコン出身者の本でよかったのがありました
内田さんの論点思考と仮説思考
この本で元上司と、元コンサル出身だけどあんま仕事のできない人のほっぺをペチペチしたくなる内容が書いてあります
例えば新規事業で、立てたプランが損失が確定している事柄に関してそれの成功確率が低く、損失の大まかな着地点がわかった時点で辞めてすぐ次に行くのが最善であるのは明白だから、打ち切って別のプランを立てたり、別プランを実行したい!と提案をすると、
無駄とわかったといってもそれはあなたの主観ではないか?辞めたいならそれを支えるデータを持って来て十分なデータであれば合意するが、実際どうかわからないから最後までやりきって、ダメだったそれがどれだけダメだったのかというのを数値化してしっかりと報告する必要があるという業務命令がありました
いやいやいや、
損失100万出た時点もしくは損失が出る直前くらいに成功確率が低いのがわかればそれを深掘りしてやりきっても、最終150万か180万かより長く時間をかけて機会損失分も加味すると500万くらい損失が広がるかもしれないのを早めに切るのがなんでダメなの?
感覚で決めた方が早くて、それを類似データを当たってそれに基づいて決めるくらいなら実行し切る方が早いかもくらいだけど、それはもう意味ないのが確定してまっせ
と思いながら雇われだから仕方ないと働いていました
会社を辞めてからその本を読んだら
「ほら見たことか!」と言いたくて仕方なくなったりしました
その時はロジックが弱かったのもあり理解されなかったのが懐かしいけど悔しかったなぁ
ちなみにその事業はそんな舵取りではうまくいかず、事業も会社も見事に消失しました
ただ、不思議なことに
その上司も起業をした今はうまくいっていているようで、自分の言う通りにしてもそもそも勝ち目がない市場だったのかなぁとも思う一面もある
(会社が社員として雇うのは理念の元、外注より安く定額で長時間働き続けてくれるから雇う、そうでなければ会社側は社員を雇うメリットは1ミリもない!と全社に言ってしまう体育会系経営者なのでそもそも思想が合わない)
自分の思う正解が世界的な事業を実際にうまくいかせた研究者や、元コンサルで独立企業しているめちゃくちゃ優秀な方と同じだったのは嬉しい、にやけられる本たちです
最後に
「人は一生を通じて強く感じた劣等感への復讐に人生を費やす」
そういう生き物なのだなぁ
とつくづく思います
例えば、
◾️ブランドものを身につけたがる人
→貧しさで劣等感を感じだからわかりやすく過去の自分や見下した人への復讐でブランドものを身につける
→自分そのものに価値がないと思うが故、ブランドというわかりやすい市場価値のあるもので自分の劣等感を埋めようとする
◾️キャバクラやお金で若い女の子を買う人たち
→学生時代ひたすらモテなくてその復讐としてお金という自分以外の力で相手をコントロールし、自分が昔感じたくても感じられなかった快楽への復讐
◾️いじめられていた、親に大事にされなかった人たち
→いじめられていた、人間として劣っていると思わされていたからそれを覆すために社会的に評価がされる、起業家、高学歴、高収入を目指すという復讐
アインシュタインと同じくらい語り継がれるだろうイーロンマスクも2つくらい当てはまる
自分の場合、今は自己肯定感が高いので割と少ないですが
貧しかったので豊かになりたいというのが強かったです
そのために自分の若い頃はたくさんの遊びを放棄してひたすら自己投資をして快楽を犠牲にしてました
これだけやったら、何をやってもうまくいくのは確信があって、うまくいったらどうしたいか、という目線でみていたので家族は犠牲にする選択肢はなかったりしたのでバランスはしっかりとるようにしてました
最近年をとってきたからか、ハングリーさは徐々になくなりつつあるものの、
今、やろうとしている筋ジストロフィーやALSでの世界的な成果
これは衰えることなく燃え続けてます
この原因は何かと思うと、実は格闘家として世界一になれなかった復讐なんだと思います
男は男として生まれたからにはみんなが皆んな一度は「最強」というシンプルで最もわかりやすい称号が欲しいものです
20才で格闘技をやって
半年でプロの試合に放り込まれて(レーシックの手術もして1-2ヶ月練習してなかったりで実質4-5ヶ月)
それなりに強くなって
国内チャンピオンは問題なくなれそうと言われるものの
スタミナがないから世界チャンピオンは無理そうという天井が見えたり
生物的な強さとしては、身長2m体重120kgの人が完全素人なら勝てるが格闘技を3-6ヶ月ちゃんとやったら絶対勝てない、ということがわかったり、筋骨格の構造上強くないことも(100kgの人に上にのしかかられると骨が軋むし実際に12-13年後に100kgの人に脚を折られたり、足のサイズ24.5cmのミニマムで骨格で拳が硬くて重いという種類にはなりにくい)最強という道は諦めました
そのため、「代わりに何かで世界一になりたい!」
とずっと思っていて
そして昔からよく感じていたのが
「みんなが経験ないことを同じ時間だけ練習をしたとして、ヨーイドンでやると大抵100人中トップになれる」ということ
これは勉強でもスポーツでも感じていたこと
体育でしっかりやるだけで各部活のレギュラーにギリギリ入れるか入れないかのレベルになったり、柔道はみんな経験がないので体格無視して一番強かったり。テスト前珍しくちゃんと勉強すると割と簡単に上位取れたり。
「難病を真剣にそして、誰もやったことない方法でよくする」
という分野では一番になれる、うまくいけば世界が取れる!
という根拠のない、しかしもうこれにかけてダメなら来世で世界一を取るしかないくらいに思っていました
※ちなみにこれが薬という分野になると自分よりはるかに経験を積んだ方々がいっぱいいるのでそこで一番になり世界初を開発する自信は全くなし
結果、再現性のある奇跡と呼べる成果は起きていて、その仮説が証明されるのは生きている間にされるかどうかわからないレベルではあるものの
自分が生きていた証を残せつつあります
自分がやらなくても誰かがやったであろう成果であることは分かりながらも
それをやる!美学を持ち徹底的にやる!
スティーブ・ジョブズもそうだったと思う
自分の世界は自分を中心に構成されていて
自分が変われば世界は変えられる
一人ひとりが世界を変えることのできる
素晴らしい人間です
これから難病当事者の方も
世界初の人たちが生まれていきます!
この方々は世界の希望で
この方々も自らの力で世界を変える人たちです
こういう内容も実は一般的にはめちゃくちゃ
「どうでもいい話」
一般的にはツボの話と同じ価値かもしれない話です
この道を突き詰めだしたのもある意味復讐でした
ある日、治療家の仲間に
「難病が治せるようになったらすごいことになる!これは多くの人に価値があることなのでできるようになって広めようと思う!」
と熱量を持って話したところ
「難病なんて普通に生活してたら会わないし、別に会いたくもないし、興味ない。そんなことに興味あるのはせいぜい難病当事者とその家族だけでしょ。そもそもできないでしょ。」直接は言われてないものの会話の中で「どうでもいいことだけどせいぜいがんばってみれば?頭のいいお医者さんでできないことを頭のいい人たちでできないことを他の人ができるわけない。それに効果があるというだけで必死な方が多いからガンの方がお金になるよ」というようなニュアンスや内容があり、価値があるようで一般にはどうでもいいことなのか、と思いました
そう、難病が良くなってようが良くなってなかろうが多くの方にとってはどうでもいいことなんです
これは紛れもない事実で
例えるなら交通事故で知らない人が死んだり、助かったりするのと同じ話なのだ、と思いました
ただその誰も興味のないような1つの事故も
現場で働く医師や看護師、事故にあった当事者や家族にはストーリーがあり、世界が変わるほどのインパクトがある出来事です
自分ができることはなんだ?
「大統領や総理大臣になり大きく世界をかえる」
これは無理
絶対無理
そう最終的に
自分にできることそれはただひたすらに
「小さな世界を変える」
やっぱりここだ
やれないと思った人に復讐だ!
と思い直したことが強い動機となりました
懐かしい
30代(もうじき終わるけど)
の若輩者の戯言ではありますが
諦めない人たちで徹底的にやり抜くことで
これからも未来を世界を変えていきたいと思っています
バカだと言われることをやり続ける大人でありたい
Stay hungry, stay foolish.