先日うちの息子が
「学校でお腹を6人くらいに囲まれてみんなにパンチされた。ちょっと痛かったけど泣かなかった。みんな笑っててふざけてた」
とのこと
これを聞いてうちの妻はブチ切れ
「一人一人の名前を先生に全部言え!その保護者は誰だ!お前の子供はクズ野郎でサイコパスだと伝えないといけない!PTAはどうした!あいつらにも働かせろ」
的な案の定冷静さが1ミリもない反応をしていました
気持ちはわかるものの自分が思ったのは
「これはチャンスだ!」
ということ
基本的に、
人と違う(優秀でも劣等でも)
だけで排除をしようとする、嫌がらせをされるのならこの国の常
Xを見ていると醜い価値観で同列でないことや理解できないことはとりあえず必死に批判する、嫉妬だけが原動力で動く魑魅魍魎がわいています
うちの息子はじっとしてられないし、おそらく頭もいいし、イケメン
目立つの間違いない
なのでそのなぞな人たちからのいじめは高確率で発生する
それらの対処法を小さい時から学び、自分の血肉にできれば一生使える能力が身につく!チャンスだ!
しかも小さい時だからその学びに大きな犠牲やダメージを負う確率は低い
自分で考えて答えを導き出すのがよいと思ったので
息子に質問をした
「どうしたらいいと思う?」
というと
『わからない。大丈夫だから』
それに対しては
「本当に大丈夫?それは大丈夫じゃないかもしれない。続くともっと嫌な思いをするかもしれないよ。」
回答は
『でもわからない』
それに対して
「じゃあ二つどっちか自分がいいと思うと思う行動をとってみよう。1個目は大きな声でやめろ!ということ」
『そんなこと言ったら先生に怒られちゃうよ』
「先生が誰に怒るかはわからないけど、もし間違って自分が怒られたらちゃんと説明すれば大丈夫だよ。説明できそう?」
『できる』
「2つ目は、やめろ!っていうのが怖くてできないかもしれない。そうしたらあとで先生にこういうことがあったって伝えるというのもいいよ。でもできれば自分でやめろ!って言える方がいいと思うよ」
『わかった。その子たちは女の子の名札をとって床で踏んだりしてたのをやめろ!って言ってやめさせたからできるよ』
「女の子のためにできたんだ!すごいね!かっこいい。今度はママのためにパンチされたらやめろ!っていってみて。もしそれでもっと攻撃されても強いから攻撃したら勝てるでしょ?」
『わかった!めっちゃ強いから大丈夫!見てて!』(パンチの練習と自分のお腹を思いっきりパンチしてくる)
うちの息子は小さい時からグローブをつけてパンチの練習をさせているので平均よりは確実に強いはず。
自分の息子は優しいし、頭がいいし、強いと誰よりも信じている、信頼しているからできることを信じてあげるか
過度に心配をして、能力を疑って、子供が解決するべき課題まで親がやってしまうか
これは人生で大きな違いとなり、場合によっては取り返しのつかないこととなる
ただ、大事なのはいじめは心を殺す
そっちの面で取り返しのつかない状態にならないように注視をしながら子供の成長を見守ることができたらと思う
うちの妻もただ感情的になるのではなく、息子の成長を通じて成長をするきっかけが与えられる
「自分の息子を信じよう。危ない時、何かありそうになったらなんとかする」と伝えてとりあえず納得してもらった。これも自分がいろいろと問題を確実に解決しているからこそ、信頼たる言葉になる。
人生で
(少し)難しいことが有るというのは
有難い
ありがたい
スーパーマリオも
直線でBダッシュだけでゴールできて
全面クリアできたらつまらない
困難があること
それが人生での楽しみとなり、喜びを生むことを我々は知っている
貴重な成長機会
楽しんでもらえたらと思いました