筋ジストロフィーは基本的には筋肉を増やすことに成功しています
やればやった分だけどんどん筋肉が増えていく方もいますが
一方で
・最初の半年は筋肉が増えていたがそれ以降半年経っても十分に増えない
・半年経って、効果が顕著な箇所とほとんど持続的な簡略の増加が確認できない箇所
というのが存在することがあります
順調に筋肉が増えていく前者は
・年齢が若い
・進行が遅い
・発症したのが最近
という傾向があり
苦労する後者は
・年齢が40-50代以降
・発症してから10-20年経過
・遺伝子の型として強く症状が発現しているところだけ特に戻りが悪い
というような共通事項があります
理論上、若くてよくなるものであれば年を取っても時間がかかるだけで良くなるはずです
行っている施術が破壊と再生
とした場合
- 若い人の細胞と年齢を重ねた人の細胞はテロメアの長さが違う
- サルコペニアにより筋肉自体がなくなり特に50代から加速。筋ジストロフィーは細胞の老化が早くそれが強く発現していて追いつかせるためには若者と条件が異なる
- 破壊をしても再生時の健常細胞割合が少ない可能性がある
- 30代から筋肉と神経の衰えは始まり80歳では筋肉は半分にまでなるとされていてそのため落ちていく筋肉の速度と健常な筋細胞が合成されるのが拮抗している可能性がある
というようなことが考えられます
筋ジストロフィーは
週一、2週に1回でもたいてい筋肉が増えていきます
子供の場合は2-4週に1回でも十分
これは30代までにしか当てはまらず、
40代以降になると筋肉の減少速度を加味すると倍程度必要になるのかもしれません。
まだ、仮説の段階なので海外から40-50代の筋ジストロフィーが来られたりしたら高頻度で施術をしていくことになると思います
それにより、「年齢によって回復が遅い」は「頻度」のみで簡単に解決!
となるかどうか検証していけたらと思います
ちなみに
アメリカから来た筋ジストロフィー(顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー)の彼は今日また効果測定をします
どれだけ良くなっているかお楽しみに!
懐かしい筋ジストロフィーの方からのメッセージ