「いつ離婚するの?」
最近、よく聞かれる。
きっと悪気はない。
でも、その一言に私は毎回考えてしまう。
「離婚届を出せば終わる」
そんな簡単な話ではない。
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私が離婚を引き延ばしているように見えるのだろうか。
養育費を放棄しないから?
解決金を放棄しないから?
「お金に執着している」と思われているのだろうか。
でも、それは違う。
私は、お金が欲しいから争っているわけではない。
娘の生活のために、法律で認められた権利を求めているだけだ。
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世の中には、
「もう関わりたくないから。」
「早く終わらせたいから。」
そう言って、養育費も慰謝料も解決金も諦めて離婚する人が少なくない。
その気持ちも分かる。
それほど相手との話し合いが苦痛なのだ。
私も同じだ。
正直、もう関わりたくない。
静かに生活したい。
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でも、私には娘がいる。
養育費は、私のためのお金ではない。
娘が成長していくためのお金だ。
だから簡単に「いりません」とは言えない。
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そして、もっと多くの人に知ってほしい現実がある。
たとえ裁判所で婚姻費用や養育費が決まっても、
相手が払わないこと自体は、それだけで犯罪になるわけではない。
「裁判で決まったんだから安心。」
そんな世界ではない。
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現に私は、婚姻費用が審判で確定した。
それでも相手は支払わなかった。
だから私は差し押さえに動いている。
でも、その差し押さえも簡単ではない。
弁護士に依頼したからといって、すべてやってくれるわけではない。
私が依頼している事務所では、差し押さえは別対応。
必要書類を集め、勤務先を確認し、手続きを進めるのは私自身だ。
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もちろん、弁護士費用もかかる。
婚姻費用調停。
離婚調停。
面会交流調停。
離婚裁判。
そのたびに着手金を支払い、書面を作成してきた。
相手が次々と申立てをすれば、そのたびにこちらも対応しなければならない。
時間も、お金も、精神力も削られていく。
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私は何度も思う。
なぜ、ルールを守ろうとしている側の負担のほうが大きいのだろう。
裁判所で決まったことが守られない。
守らせるためには、さらにお金と時間をかけて動かなければならない。
これが、今、私が直面している現実だ。
だから私は簡単に、
「もういいや。」
とは言えない。
これは、お金への執着ではない。
娘の生活を守るために、親として当然のことをしているだけなのだから。
