きょうは旧暦の元旦。

新しい年のスタート。
あけましておめでとう!
 
グレゴリウス暦では、1月1日。
 
旧暦では今日、2月16日(年ごと変わる)
 
そして占星術的な大宇宙の元旦は「春分」、今年は3月21日
 
カラダが感じる「自然」のリズムと、カレンダーの上で社会が刻む「時」。
そこに生じる小さなひずみ。
いつしか膨らんで、時に違和感を感じたりもするけれど。
 
春の訪れを前に、私たちは3度もスタートを切り直しているようなもの。
だから今はまだウォーミングアップ中でいい。
"最後の元旦"まで、うんと調整しよう。
 
とはいえ今回、2回目のスタートには特別感が漂う。
太陽ー月ー地球が一直線上に並ぶ「部分日食」。
残念ながら日本からは観られないものの、エネルギーは満タン。
 
獅子座の赤い月が問うた「個」の在り方。
今度は水瓶座の未来的な多様性に、その「個」を生きろと促されてる。
 
しかも1ハウス。やっぱり、まずは「自分」ありきなのだ。
「個」を生ききった先にある、真の「調和」。
難易度高めだなぁ。
 
でも、まじめに取り組もうというヒトには、火星がきっと惜しみなくエネルギーを注いでくれる。
しかも隣にはヴェスタが控えてる。火は絶やされない。
 
太陽と月には小惑星ジュノーがぴったり寄り添う。
全能の神ゼウスの、 嫉妬深くて怖い奥さん「ヘラ」の星。
彼女が主張したのは「正妻」という立場だったけど、「わたし」が「わたし」で在るために譲れないものはなんだろう。
 
 
ちなみに日食や月食は、太陽と月のルート(黄道と白道)が交差するあたりで起こる現象。
その交点は「ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル」といわれ、今生の魂が向かう方向(ヘッド)とか、過去世の記憶(テイル)とか、様々な解釈があるらしい。
 
今回また(月食につづき)自分の月にドラゴンヘッドがぴったり重なった。
 
前回はえらく重かった。
 
今回はなんだか自分の奥底をつつかれてるような感覚。
ドラゴンヘッドやテイルについて、深い理解にはまるで至っていない私でも、魂レベルで刺激される感じがある。
 
カルマとか過去世の行いとか、自分ではどうにもできないものを、月が洗い流してくれるとうれしいなあ。
 

去年からの獅子座-水瓶座日食月食の饗宴は、まだ続く。