冬の残り香の漂う、でもたしかに、春の気配に満ちた今宵。

真円になるのはあしたの朝だけど、空に浮かんだ月はすでに、ほぼまんまる。

クリアで凜とした、意思を感じさせるような乙女座の満月。

 

昨年9月20日、同じく乙女座で新月だったとき、
わたしはなにを、どこを、見ていたんだっけ。

 

あのあたりではじめたこと、はじまったこと。

 

実ったもの、育ちつつあるもの。

命尽きたものは、来るべき時に花を咲かせる種にきっと姿を変えている。

いまは、見えないだけ。

 

得られた答え、答えが得られぬ問い。

目指したわたし、変わらない、変われない自己。

 

「こうしたい」が、いつのまにか「ねばならぬ」になってたり。

自分が勝手につくったルールにがんじがらめになってたり。

 

それらを全部ヨシとして、

「おつかれさま!」って労って、

振り返った先に未来を観よう。

 

ソラの新年、春分の日はまもなく。

 

カラダもこころも身のまわりも、

とらわれがちな考えや行動パターン、人間関係にいたるまで。

ここらで一旦、整理整頓。

仕切り直すには良きタイミング。

 

魚座に星が集まる季節。

乙女座と魚座、そして海王星のライン。

古キズやこころの奥底まできれいにしてくれそうで。

 

 

月がいるのは、5ハウス。

趣味や遊び、恋愛にいたるまで、人生で醍醐味がつまった場所。

その中にはきっと、才能も埋まってる。

 


向かいあう乙女座の月と魚座の太陽に、土星がパスを投げてくれている。

 

12月20日に、”懐かしき我が家”に戻った土星は、

この先2020年までホームグラウンドで充電しながら、

なにかをカタチにしようともがくヒトの背中を大いに押してくれるはず。
 

とはいえ、時にシビアな人生のコーチもエンジンかけたて、アイドリング中。

設計図はぼちぼち準備すればいいのだから、あせらずいこう。

 

 

そのスパルタコーチ、山羊座に入ると同時にわたしの1ハウスにお迎えした。

これから2年、点検・保守・修繕、パーツの交換どころか総入れ替えされそうで、正直怖い。


でも、楽しみでもある。

 

そして。

生まれたときの月に1月から載ったままのドラゴンヘッド。

わたしの気持ちを知ってか知らずか、煽られっぱなし(な気がする。)

ソラの新年の大晦日、ようやく御神輿(獅子座15度、まさに「山車」)を降りてくれるのも、

なんだかできすぎたタイミング。天体、恐るべし。

 

あのこんまりちゃん曰く、

「祭り(の片付け)は日常の整理整頓とは違って、毎日やるものではありません。

一気に、短期に、完璧に、まずは「捨てる」を終わらせる。

それができた先に、人生は劇的に変わり、輝きはじめる」

 

なんとなくだけど。

きょうの天空図、

自分の状況、

巡り来る星々、

ぜんぶ、シンクロしてる。

この20年の超えられない壁。


捨てられる、かしら(弱気)