こんにちは!
天空のバラ園、園主です。
今回は七十二候についての記事です。
七十二候とは、ざっくりいうと
1年(季節)を72分割(5日ごと)にしたもの
で、古くより農業や漁業の指標として用いられてきました。
七十二候において3/11~3/15頃は
「桃始笑(ももはじめてさく)」
にあたります。
「笑」と書いて「さく(咲く)」と読みます。
もう少し後ですね。
モモは中国の黄河上流域の高山地帯が原産の植物で、
欧州へは紀元前4世紀頃にシルクロードを通り、ペルシア経由で伝わったそうです。
日本では縄文時代に見つかった桃の種が最古のものとされており、
(どうやって日本に来たんだろう??)
かなり古くから日本にはなじみのある植物です。
“モモ”の語源には諸説あり、「真実(まみ)」より転じたとする説、実の色から「燃実(もえみ)」より転じたとする説、多くの実をつけることから「百(もも)」とする説などがあるそうな。
「笑う」といえばこの花木を忘れてはいけません。
深山含笑です。
まだ咲いてません・・・。
なんでもたくさんの花が咲いている様子が笑っているように見えるところから
名前が付いたそうです。
あと、一週間もすれば開きそうです。
深山含笑は常緑性のモクレン科の植物で、
あまり見かけないのですがそれはそれは雰囲気の良い花木です。
花からはクスノキやミントのような清々しい香りがして、満開時は特にいても
強く良い香りが感じられます。
深山含笑もあまり出回っていない樹木なので前述のクリスマスローズのように
増やして販売しようかなー。
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天空のバラ園の苗の特徴についての記事です。