たくさんの中学受験についての情報が

溢れています。


でも、統計的な結論であっても、

多数の子どもにあてはまるのは

確かかもしれませんが、


唯一無二の個性のあなたの子どもに

その結論があてはまるかどうかは

わかりません。


科学的に正しい教育論とは、

国が全体の教育システムを構築するときには

効率的に多くの子どもにメリットになる

教育提供には役立つでしょう。


でも、目の前のあなたの子どもに

最適なのかはまた別の話です。



ましてや、一人の子どもを育てただけの親の話はエンターテインメントとして、へえ!と思う程度にしておくべきだと思います。


塾の友達の、、、くんはこうして上手くいった話は、参考程度にしておくべきで、同じようにしないとだめだ!と強制するような話ではありません。





私は自分の子どもを育てる時に、

じっくりと子どもの様子を理解しようと、

顔の表情や振る舞いを注意深く見ていました。


にこっとはにかむときは、嬉しいけど恥ずかしいんだなとか、満面の笑顔のときは楽しくてほかのことは考えられないくらい夢中なんだなとか、おしゃべりになって、いっぱいしゃべるときは、今、いちばん好きなこれのことだなと。


子どもがなにが好きで、好きなことを並べていくとその特徴は、、、、だから、それに似ているこんな分野の話をしたら、好きかもしれないから、図書館で借りてきて本を並べておこう。



反対に疲れている時の表情や仕草もよく見ていました。ちょっと体力切れだなとか、ちょっと気疲れしてるときだなとか、体調が悪くて食べ物も通りづらいのは危険だなとか。


子どもは案外限界をわかってないので、強制的に休みなさいというタイミングも大事に見計らいました。宿題できてない!とか習い事大会なのに!とか、いろいろありました。


でも、なににおいても一番大事なのは、あなたの身体だから、その他のことは気にしないで、大切なものを大切にしましょうと諭しました。


こうやって、

子どもの表情から気持ちを推し量る力があったので、子どものやる気を引き出す効果的な学習方法にたどり着くことができました。




大好きな理科でも問題集によっては、相性の悪いものもありました。自由自在という本を使っていたのですが、表情がなくて、なにかを堪えるような辛そうだったので、数回取り組んで、すっとその本は諦めました。


全然違うタイプの本を買ってきて、そちらを勧めると、めっちゃ面白い!と、歯医者の待ち時間でも、旅行でも、どこでも持ち歩いて、寸暇を惜しんで読んでいました。


勉強は辛いものだと親が思っていたら、

子どもが辛い表情でも我慢して取り組むんだ!と強制し続けたかもしれません。

その結果、成績も伸びず、子どもは人生は我慢して辛いものなのだと思ってしまったかもしれません。



子どもが笑顔になる学習方法は

なにかある!と信じて、

一緒に探して工夫してほしいと

思います。