朝顔は団十郎今年もやってきた入谷朝顔市。 朝5時から朝顔は販売していると聞くので 早朝から出かける予定であったが、連日仕事の疲れがたたり2時間遅れの朝7時に入谷駅についた。 このお祭りは江戸時代からつづく朝市。 入谷鬼子母神境内とその前の道に並ぶ朝顔の露店が美しい。 入谷鬼子母神に手を合わせて、とびっきりの朝顔を持ち帰る。 今回のお目当ては団十郎。縁取ったものでない、単色の赤茶色の朝顔をめでたい。 朝早くから来たのは、そのまぼろしの朝顔団十郎を手に入れたかったから。 去年来たときは、たしか金曜日から開催されていた中の 土曜日に来たので、団十郎は見ることもできなかったし、残り僅かの札がどの店にも立っていた。 今年はさすがに早朝間もないので充実している。 しかし団十郎はどこもない。赤や青の朝顔、縁取ったもの、モダンな色は見かけるが 伝統的な茶はない。 もうすでに売れ切れているのだろうかと諦めていた時 一店舗、店先の奥に並べてある茶色に気づいた。 みつけた。団十郎だ。 こちらが引き取ってきた朝顔。葉は斑入りであるが、単色の茶色。 うれしい。