第76回カンヌ国際映画祭、第47回日本アカデミー賞で主演男優賞を受賞し、第96回アカデミー賞国際長編映画賞をノミネートされた『PERFECT DAYS』観ました
林修先生の『日曜日初耳学』にて役所広司さんがゲストの時があり、言葉が少ない映画である事や、表情で魅せるのは好きと言われていて気になっていた作品です
公衆トイレの清掃員のお仕事をしている几帳面で無口でこだわり多めな主人公の
ほぼ毎日の同じ様なルーティンの生活の中でもささやかな幸せを感じる『心』を持っている男性の日常を静かに美しく描かれた作品で、大御所役所広司さんの表情は本当名演技でとても素晴らしかったです
東京🗼の公衆トイレはオシャレ過ぎて
流石東京は凄いなぁと映画を観て思っていたら、
渋谷の公衆トイレの改修プロジェクトをユニクロ次男の柳井康治さんが発端されたプロジェクトの様で建築家の槇文彦さんとか、坂茂さん、安藤忠雄さん、隈研吾さん、インテリアデザイナーでは片山正通さんとか、佐藤可士和さんも関わられてる作品だそうです
公衆トイレがオシャレ過ぎるはずやわとなりました
関西もオシャレ公衆トイレにして欲しいです
静かな映画ですが演出にARTな要素があり、役所広司さんが名演技で美しく深い映画でした
私はこの主人公と同じ様な生活はストレスが貯まり過ぎて出来ないですが新緑やお花や綺麗な海や綺麗な空や星空や美しい景色は癒されます
映画を観る数日程前に下の✉️をシェアして頂いたばかりのタイミングだったので映画とリンクしました
人の価値観は人それぞれありますが、ささやかな事に幸せを感じる『心』のベクトルが低い程日常のあらゆる事に感謝して楽しく過ごせる様に思います
小林正観さんの心に響く言葉より・・・・
すべての人が指をさして「これが幸せだ」と言えるものが、この世にはあるでしょうか。
たとえば、Aさんが「幸せだ」と言っても、ほかの人は「幸せではない」と言うかもしれません。すべての人が絶対的な価値を持って「幸せだ」と思えるものは、地球上には存在しない・・・・それが唯物論者の私の結論です。
たとえば、仲間たちと一緒に食事をしたり何かを見たり聞いたりしたときに、そこで「幸せ」を感じるというのは、その人にそう感じる「心」があるからでしょう。
「幸せ」は感じた人にのみ、そこに存在する。
「幸せ」を感じた人にのみ「幸せ」が生まれる、という構造になっています。
同様に、「不幸」というものも、現象も、この世には存在しません。
たとえどんなにお金持ちで恵まれた環境にいる人でも、本人が「不幸だ」と思えば、 それは「不幸な」ことになります。
逆にものやお金がなくても、状況や環境がほかの人から見てひどいものであっても、本人が「幸せ」を感じていれば、それが幸せになるのです。
「幸」も「不幸」も存在しない。それは他人が決めることでも外的なもので決まるのでもなく、その人自身の「心」が決めているのです。
『小林正観さんの心がすーっと晴れていく言葉』
小林正観著