離婚したら相続財産はどうなるの? | 『人生を楽しむための終活の専門家』佐藤真砂子のブログ

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自分も家族も安心、やりたいことをやって楽しく生きるための終活講座を開いています。

エンディング・ノート
 
 
それは、人生の最期に向けて
メッセージを残すだけのものではなく
あなたがより良い人生を歩み
素敵に輝くために活用できるもの
 
心と物の整理をしながら
素敵な人生を歩むお手伝いをする
終活アドバイザーの佐藤真砂子です
 
 
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真夏のような陽気が続いていますね。
朝から暑いのですが
公園の中をウォーキングしていると
樹々に囲まれていて気分がいいです。
セミもだいぶ鳴き始めました。
 
 
 
 
 
 
私の周りにも何人かいるのですが、
子どもがいて離婚した人。
その場合って相続がおきたらどうなるの?
気にしている人もいます。
 
 
 
例えばあなたが妻だったとして、
夫婦と子ども二人でいたけど離婚、
今は再婚せずに子どもと過ごしている。
 
 
あなたが亡くなった場合、
すでに離婚しているから元夫は関係なく
お子さん二人が相続人になります。
 
また、元夫が亡くなった場合は
あなたには関係ありませんが
お子さん二人にとっては父親ですから
お子さん二人とも相続人になります。
 
 
夫婦の縁は切れても親子の縁は切れません。
 
 
 
また、あなたがお子さんを連れて再婚し
新たに子どもが産まれた場合や
新しい配偶者の子と養子縁組した場合、
あなたの相続人は新たな配偶者と
最初のお子さん二人、それと
新たにできたお子さんや養子になります。
 
 
 
ということは、
別れた夫に新たに子どもがいれば
元夫が亡くなった場合の相続人は
あなたのお子さん二人のほかに
元夫の新しい配偶者や
新たなお子さんも含まれるのです。
 
 
 
 
子どもの立場で見てみると
離れて暮らす親が亡くなったときになって
初めて兄弟がいることを知った、
なんてこともあり得るんですよね。
 
 
相手側の配偶者やお子さんからしたら
一緒に住んでないし面倒みてないのに
財産だけ持っていかれちゃうのかって
気持ちにならないとは限りません。
 
 
 
以前、相続手続きの仕事をしていたときに
いろいろ悲しいパターンの相続を
みてきました。
 
財産の多い少ないに関係なく
揉めるパターンはほとんど人間関係です。
離婚や再婚をしている場合には
相続人が誰になるのかきちんと把握して
揉めないような配慮が必要かもしれません。
 
 
それと、お子さんにも
きちんと話しておくことも大切です。
 
 
 
元夫が亡くなった場合、
もしかしたら兄弟がいるかもしれない、
現状がわかるのであれば話しをしておく。
それも大切だと思います。
 
 
 
 
 
エンディング・ノートだけでなく
揉めやすい場合には遺産相続については
遺言書を書くことをおすすめします。
 
 
エンディング・ノートは手軽に
自分の気持ちを伝えておくことができる
素晴らしいノートです。
だけど、法的な効力はないんですね。
 
だから揉めやすい場合には
法的な効力がある遺言書の方がいいのです。
 
 
 
 
 
 
 
あなたの悩みが少しでも軽くなり
安心できるためのお手伝いができたら
うれしいです。
 
 
 
 
 
 
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。ラブラブ