エンディング・ノート
それは、人生の最後に向けて
メッセージを残すだけのものではなく
あなたがより良い人生を歩み
素敵に輝くために活用できるもの
心と物の整理をしながら
より素敵な人生を歩むお手伝いをする
終活ナビゲーターの佐藤真砂子です
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昨日は終活アドバイザー仲間の
オンラインセミナーを受けました。
元看護師で終活アドバイザー大迫さん、
看護師の目線からの終活には
外からではなかなかわからない
医療現場での現実的な問題が見えてきます。
その中で気になるのが延命治療
私の亡くなった妹は
鼻から胃まで管を通して栄養を送る
経鼻経管栄養をしていました。
入院中に意識が無くなり
数日間寝ていたのですが、
その後口からほとんど食べることが
できなくなり、
このような措置をとりました。
この時は悩みました。
意識を戻したものの食べられなくて
栄養剤を飲むこともできませんでした。
正直なところ、
味が合わなかったんじゃないかと
思っています。
美味しいゼリーは食べてましたから。
少量でしたけど、、、
妹は、やわらかな物は
口から食べることができるようになり、
両用での食事？となりました。
もしこの時に延命治療を断っていたら
妹はどうなっていたでしょうか。
結果的に妹は、この後2年間がんばって
生きてくれました。
延命治療って？
延命治療って言葉は聞くけど
いったい何が延命措置になるのか
知っていますか？
病気が根治しない患者さんに
人工的な措置をすること。
①人工呼吸器をつける
②人工栄養をとる
・胃瘻
・経鼻経管栄養
・点滴
③人工透析をする
私の妹は、②の経鼻経管栄養を
とっていました。
この３つをみてどう思いましたか？
まずは、あなたに何かあった場合に
どうしたいのか決めておいてくださいね。
決まったら、エンディングノートに書く。
家族や友人などにも伝えておく。
保険証の裏などに意思を書いておく。
あなたの意思を確実に守ってもらうため
いろいろな物に書いたりして
意思がわかるようにした上で、
家族にも理解してもらってください。
今度は、あなたの大切なご家族に
何かあった場合どうしますか？
想像してみてください。
大切なご家族の病状が悪化し
先生から病院に呼ばれました。
先生から「どうしますか？」と聞かれ、
「助けてください」と言ったら
人工呼吸器をつけられて、
そのままずっとつけたままで
意識も戻らず残りの人生を過ごすことに
なってしまうかもしれません。
一度人工呼吸器をつけてしまうと
外すことはできません。
そのことをよく覚えておいてくださいね。
また、ご家族の意向も確認しておくことは
とっても大切です。
例えば、
ご両親の延命治療に対する意向を確認し
それを兄弟姉妹で共有しておきます。
そうしておかないと、いざという時に
家族内で揉める原因になってしまいます。
助けたいという気持ちは
自然なことです。
だからこそ、いざというときの事を
考えておく必要があるんです。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。