応天の門 | 文武一道

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主に『映画』『音楽』『芸能』『文化』『経済』『歴史』等、つまり雑学?(あと、『カンフー映画』にはかなりDEEPにハマッてます!)



 最近、読んでいる漫画なんですが…応天の門』って、ご存知でしょうか⁉


 灰原薬さんの漫画です❗


 2018年6月号から2024年5月号までは『月刊コミックバンチ』の誌名で、そして『コミックバンチKai』へ移籍して2024年4月26日から連載されています‼


 平安京を舞台に巻き起こる怪奇事件を、在原業平と菅原道真が解き明かすクライム・サスペンス作品?



 事件は、平安時代に信じられていた“鬼”や“もののけ”などが引き起こすという形で発生します⁉

 真相は人間たちが引き起こしたものとして解決されますが?

 事件の背景には、朝廷で勢力争いを繰り広げていた藤原氏や伴氏といった有力貴族が何らかの形で関わっているなど、歴史ものとしての側面も描かれます❗

 2017年、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞‼



 話しは…藤原氏が朝廷の実権を掌握しつつあった時代⁉

 平安京の貴族たちの間では、その藤原氏の屋敷から夜な夜な下女が行方不明になるという事件の噂で持ちきりとなっていました?

 貴族たちは「鬼の仕業」と言い出し、その噂は帝の耳にも届くように❗

 都の守護を務める在原業平は、帝の命を受け犯人捜しを始めますが、下女誘拐の犯人として自身の縁者である紀長谷雄が捕縛されてしまいます‼



 紀長谷雄の無実を証明しようとする在原業平は、捕縛の場に居合わせた紀長谷雄の学友・菅原道真に協力を依頼し、不承協力を約束した菅原道真と共に犯人捜しを続けることに⁉

 捜査の甲斐あって下女の行方不明事件を解決した在原業平と菅原道真は、以降も都で起こる怪奇事件を解き明かしていきますが、次第に事件の背後に関わる藤原氏と伴氏の勢力争いに巻き込まれていきます…?