ギャンブル依存症 | 文武一道

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主に『映画』『音楽』『芸能』『文化』『経済』『歴史』等、つまり雑学?(あと、『カンフー映画』にはかなりDEEPにハマッてます!)



 3月20日、ドジャース対パドレスとの開幕戦が韓国で❗

 大谷翔平選手が199日ぶりに打者で復帰⁉

 昨春のWBCでともに戦い、憧れの存在だったダルビッシュ有投手との初対戦?

 2打席目で右前打を放ちました‼



 大谷翔平選手は、ドジャース移籍後初となるメモリアル安打の直後には二盗を決め、日米通算100盗塁に到達❗

 そして、大谷翔平選手は8回にはマルチ安打となる適時打で開幕戦白星発進に貢献しました‼

 世界のプロスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドルの男が、開幕戦から存在感を発揮⁉

 大谷翔平選手は、先月、自身のインスタグラムで突然の結婚報告発表もしていましたが?



 メジャーリーグの韓国での開催で、ドジャースの勝利と大谷翔平選手の結婚に日本中がお祝いムード一色となっている中、大谷翔平選手の最高の相棒と言われてきた専属通訳の水原一平氏がドジャースを解雇されたと米メディアに⁉

 水原一平氏は日本円にして少なくとも約6億8000万円を大谷選手の銀行口座からブックメーカーの口座に送金❗

 米最大スポーツ専門チャンネル「ESPN」によると水原一平氏はスポーツ賭博にのめり込んで、賭博の負債を穴埋めするため、大谷翔平選手の口座から送金していたとか?

 水原一平氏は同メディアのインタビューに、2021年にカリフォルニア州で違法賭博の元締めとされるマシュー・ボウヤー氏とカジノのポーカーゲーム会場で知り合い、スポーツ賭博を始めたと語っています‼



 水原一平氏がハマっていたのは野球、サッカー、バスケなどの試合結果などについてお金を賭けるスポーツベッティング❗

 「ESPN」で水原一平氏は『違法だとは知らなかった、野球に賭けたことはない…』と語っていたそうです?

 賭博の負けによる借金は2022年には約1億5000万円におよび、そこからも雪だるま式に膨らんでいき、大谷翔平選手の口座から約7億円を窃盗したとされています‼

 水原一平氏は当初は「2023年に大谷選手に相談し借金を肩代わりしてもらった」と証言していましたが⁉



 大谷翔平選手側の広報も当初は「大谷が水原氏の借金を肩代わりするために送金した」と説明していました❗

 しかし、水原一平氏は「大谷選手は自分のギャンブルや借金の返済について何も知らなかった」と証言を撤回⁉

 大谷翔平選手側の代理人も借金の肩代わりを否定?

 スポーツ紙ライターが語るには、「当初、肩代わりしたと言われていたことが翻り、巨額の窃盗事件として告発されたことで混迷を極めていますが、大谷選手に累が及ばないよう水原氏が証言を翻したとも言われています。2人は日ハム時代からの付き合いで、水原氏は大谷選手の女房役、親友、相棒と言われるほど親密です。水原氏は大谷選手のデータ係も務め、練習中の打球からも大谷選手の身を守り、いつでも大谷選手の横にいました。プライベートでも殺到するファンから身を守ったり、食事のサポートやパパラッチの相手までしていました。水原氏の年収は30万〜50万ドル(4500万〜7500万円)でした。大谷選手から個人的に別途大金が報酬として支払われていた可能性もあります。メジャーで最も知名度があり、メジャーで最も稼いでいた通訳といっても過言ではありません」…と‼



 水原一平氏は北海道苫小牧市で生まれ、6歳のときにアメリカで和食店を開いた父とロサンゼルスに移住し、大学卒業後、通訳の道に❗

 元メジャーリーガーの岡島秀樹氏の通訳が初仕事となるはずでしたが、岡島秀樹氏がヤンキースの入団直前のメディカルチェックにひっかかり契約解除に⁉

 当然、水原一平氏も失職し、その後も岡島秀樹氏のソフトバンク入団が決まるまで親身にトレーニングに付き合っていたそうです?

 そういった人柄が信用されたのか、大谷翔平選手からも絶大な信頼を寄せられていました‼



 WBCでペッパーミルを大流行させたヌートバー選手を引っ張ってきたのも水原一平氏でしたが、水原一平氏はどうも“ギャンブル依存症”に⁉

 そう…いわゆる“ギャンブル依存症”は、1970年代後半にWHOにおいて「病的賭博」という名称で正式に病気として認められました❗

 その後の研究によってこの病気への理解が進み、ギャンブルがやめられないメカニズムはアルコール依存症や薬物依存症と似ている点が多いことが?

 そのため、アルコール依存症等と同じ疾病分類(物質使用障害および行動嗜癖)に「ギャンブル障害」として位置づけられ、依存症として認められるようになりました‼



 “ギャンブル依存症”の症状は?


 ⤵

  • ギャンブルにのめり込む
  • 興奮を求めて掛金が増えていく
  • ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない
  • ギャンブルをしないと落ち着かない
  • 負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
  • ギャンブルのことで嘘をついたり借金したりする

 ⤴

 …といった症状⁉

 ギャンブルをする人は誰でも“ギャンブル依存症”に❗

 リスク因子としては、若い人、男性、ストレスへの対処がうまくない人、ギャンブルが身近にあるなどの環境要因などが指摘されています‼



 また、パチンコやスロットのような電子ゲーム機の場合は、機械そのものに依存させる要因があります❗

 例えば、あと一歩で当たる場面を見ると、脳の中の高揚感を感じる部位(「報酬系」と呼ばれ、ドーパミンという物質が関係しています…)の働きが活発になってギャンブルを続けたいと思わせてしまいます⁉

 また、パチンコ台やスロット台の画像や音響には、負けていても勝っているかのような錯覚をおこさせて脳内の報酬系を活発にする効果が?

 最初のうちは、このような報酬系の反応が関与してギャンブルを繰り返しますが、依存が形成されるとやめたいと思いながらもなかなかやめられない状態へと移行していきます‼



 “ギャンブル依存症”の方々は、負けが続いても最終的には勝てると確信していたり、負けた時のことはよく覚えていないのに、勝った時のことはよく覚えていたり、迷信的な行動で運をコントロールできると信じたりするように、ギャンブルに対する考え方が偏っている場合がほとんどだそうです⁉

 従って、“ギャンブル依存症”の治療は、このような考え方の偏りを見直したり、金銭管理をはじめとした日常生活を変えたりすることでギャンブルをしたい気持ちを低減させたり、効果的な対処法を身につける認知行動療法と呼ばれる治療プログラムが有効?

 また、ギャンブラーズ・アノニマスという“ギャンブル依存症”の人達の自助グループが全国にあって、GAミーティングに参加することも病気からの回復の助けになるみたいですが…。