昨日(2月3日)は、2024年の「節分」❗
「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせての豆まき!!
あたりまえのようになされている豆まきですが、なぜ節分に豆をまくのか、そもそも節分とはどんな日なのか?
結局、「よくわからない」という方が少なくないのではないでしょうか⁉
節分(2月3日)には、「鬼は外、福は内」と豆まきをします❗
そして、豆まきで邪気を祓った後に、年齢の数だけ豆を食べて、1年間の幸せを祈ると言われています?
これは、米と同じエネルギー源で霊力を持つとされる豆をまくことで、病や災いを祓い、更にその豆を食べることで力をいただけると考えられてきたから⁉
この考え方が中国の古い鬼追いの行事…「追儺」と合わさり、広まったとされています!!
畑の牛肉と称される大豆は、文部科学省の「日本食品標準成分表」によると、いり大豆の可食部100g当たりのたんぱく質量(37.5g)は、牛肉ももと同量のたんぱく質量(27.7g)を上回ります❗
しかも、体内で作ることのできない必須アミノ酸9種類を含め、人間が必要とするアミノ酸20種類すべてを含む強力なたんぱく源?
また、たんぱく質以外にも大豆には、アンチエイジング効果で注目されているポリアミン、総コレステロール値を低下させる大豆レシチン、腸内の善玉菌を増殖させるオリゴ糖、抗酸化作用がある大豆サポニンなど、多くの機能性物質を含んでいます!!
また、古来より豆は日本人にとって最も重要な主食の原料である『五穀(稲・麦・粟〈アワ〉・稗〈ヒエ〉・豆)』の一つに数えられています⁉
神社の祭礼では神に五穀を供え、豊穣を祈願します❗
穀物は霊力をもつと考える『穀霊信仰』があって、その霊力で鬼を追い払おうとしたともいわれています⁉
昔は節分に五穀すべてをまいたそうです?
特に豆は『魔を滅っする』に音が通じるため、音魂としての力を用いて、『鬼は外』『福は内』と唱和することで魔を滅するとされてきました‼
また、豆には…鬼の目を打って退治することから、『魔目』と呼ばれるという説も?
昔、コメ一粒、豆一粒も無駄にしないという、いわゆる『穀粒は神の目』という思想がいきわたっていました⁉
豆をまいた後に豆を拾い、『おかげ(神の恩恵)』があるとして食するのは、その思想に基づいたものとされています❗
病気や災害など悪いものすべては…「鬼」の仕業だと考えられていたため、鬼を退治する効果があるとされる豆を投げる“豆まき”の風習が全国に広まったんですね…!!