薬用植物が病気の治療に用いられるようになったのが、紀元前3000年以上前にさかのぼるそうですが
古代メソポタミアの都市で、香油や煎じ薬、粉末として、実に250種類の植物が扱われていたそうです
植物の薬用効果については、「医学の父」と言われている古代ギリシャの医師、ヒポクラテスの生涯かけての研究でもありました
ヒポクラテスの医術集の中には、「約250の見本(植物)」が記録されています
ギリシャでは、薬用植物の研究が続けられ、西暦1世紀には、その後何世紀にもわたって植物の参考になるような「約600の見本」ができ、2世紀には、植物の用法を編集するに至り、非常に多くの処方書が完成することになったそうです
でっ、【エルボリストリー】って…聞いたことありませんか
フランス革命の時代からあったといわれるフランスの【エルボリストリー(herboristerie)】
一時期、フランス全土にある【エルボリストリー(herboristerie)】は約2万軒と…、薬局とほぼ同軒数だったみたいです。
それで、【エルボリストリー(herboristerie)】では、何を販売しているのかというと…
【エルボリストリー(herboristerieで)】は、様々な製品が販売されているそうですが
煎じ茶、ジェル、エッセンシャル・オイ ル、殺菌剤など治癒効果のあるものから、シャンプーや石けん、マッサージオイルなど健康や美容に効果的な植物性の製品等
【エルボリストリー(herboristerie)】においては、植物の知識の豊富なherboristeが対応してくれるそうです。
病状または改善したい健康状態などについて相談すれば、その症状の緩和だけでなく、原因までさかのぼって体質改善する製品…直接摂取するものではなく、薬用植物を乾燥させたものやエキス、またはその成分の入った製品等を案内してくれるそうです。
シナノキ(tilleul)やタンポポ(pissenlit)の根、 オリーブの葉など、植物によってはエキスよりも煎じ茶として摂取した方が効果が高いものもあるようです。
また、南米産や珍しい植物がそろっている店もあり、herboristeに尋ねれば新しい知識や、貴重なアドバイスが得られることは確かなようで?
何と…、失恋に効く製品もあるとか