昨日は1日オフで、またビデオを観たりして…、ゴロゴロ過ごしていました
でっ、『シルバーホーク』
ご存知ですか
ミッシェル・ヨー姐さん自らプロデュースの単純明快ヒロイン・アクション作。
近未来のポラリス・シティでは正体不明の悪を倒す正義のヒロイン『シルバーホーク』が…
冒頭からアクション全快で!…、パンダの子をさらったギャングの大型トレーラーに追いつき、一味を捕らえます!!
銀のスーツに銀のマスクで正体を隠した彼女の素顔は、ポラリス・シティでは大富豪として知られるルル・ウォン(楊紫瓊/ミッシェル・ヨー)。
ところが警察はメンツ丸つぶれで、『シルバーホーク』を逮捕するためにリッチマン警視(任賢齊/リッチー・レン)を指名します。
そして、リッチマン警視は最初は気づきませんでしたが、ルルとは幼い頃に少林寺で一緒に修行していて、ルルが去るまではまるで兄妹のように仲が良かった間柄だったことを覚えていました。
そんなある日、人工知能によって人間をコントロールすることに応用できる技術を開発したホ教授(陳大明/チェン・ターミン)が世界征服を狙うアレクサンダー・ウルフ(ルーク・ゴス)の手下のモリス(マイケル・ジェイ・ホワイト)とジェーン(李冰冰/リー・ビンビン)にさらわれてしまいます。
その行き先を追ってリッチマン警視とルル、そしてホ教授の助手のキット(張卓楠/ブランドン・チャン)はゼンダ・シティへ行きます・・・・・・。
初期の仮面ライダー・テイストが漂う正義のヒロインによる痛快アクション映画ですが…。
『バットマン』みたいにダークな雰囲気が漂うものでなし、『スパイダーマン』みたいに主人公が悩みぬくものでもなく、極めて明朗単純なストーリー展開です。
正直、ミッシェル・ヨー姐さんのアクションを見せるための映画だと言っても過言ではないでしょう(笑)。
まぁ♪、ミッシェル・ヨー姐さんは終始かっこいいアクションを見せてくれてますけどね。
冒頭から華麗な足技は炸裂するし、気がつくといつも次々に敵と戦っているし、ラストもハラハラするような仕掛けで見せてくれます。
「アクションは『卒業』した」、「『演技派』になりましたから」と言ったりする人が多い中、アクションの面白さを年齢に関係なく自らプロデュースして見せてくれるミッシェル・ヨー姐さんには、本当に素敵です。
ルルを演じている時のミッシェル・ヨー姐さんも、服装や髪型を頻繁に変えてまるでファッション・ショーみたいでした。(雑誌「ポラリス」の表紙なんかよくできていましたし…( ̄▽ ̄;)。)
ちなみに、セルフ・プロデュースだけあって、最大限に意見も通したのでしょうけど、冒頭でバイクで万里の長城を飛び越すのに3ヶ月かかって撮影許可を取ったり、パンダと戯れるためにパンダを出したりしたそうです(笑)。
他にこの映画…何と岩城滉一さんが出演しています
岩城滉一さんがゼンダ・シティ(地図からするとまるで東京みたいな場所(笑))にあるシライシ・エンタープライズの社長で、アキラ・シライシを演じていています。
あと、公主顔のイメージがあるリー・ビンビンのアクションをみることが出来たのも嬉しいですね。(ホット・パンツに網タイツというセクシーな姿で悪の手先として戦っていました。)
幼いルーとリッチマンを演じた子役2人も好感度大です。
監督は馬楚成(ジングル・マ)で、やはり映像がいいですね。
↑ミッシェル・ヨー姐さんをきれいに撮った功績大です。
また、ジングル・マといえば音楽は金培達(ピーター・カム)
意識しなければ気づかないのですが、実に全編かなりの部分で音楽を入れています
この映画では結構アレンジが仕事人らしい!?…いい仕事をしていると思います( ̄▽ ̄;)!