坂本乙女 | 文武一道

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主に『映画』『音楽』『芸能』『文化』『経済』『歴史』等、つまり雑学?(あと、『カンフー映画』にはかなりDEEPにハマッてます!)

 『坂本乙女』は、天保三年(1832年)に土佐藩郷士『坂本八平』の三女として生まれました。
 『坂本龍馬』が十二歳のとき母『坂本 幸』が亡くなり、『坂本乙女』は母に代わって泣き虫だった『坂本龍馬』を鍛え上げ、一人前の男にしようと奮起しました。
 『坂本乙女』は『坂本龍馬』に剣術を教え、泳げなかった『坂本龍馬』を竹竿の先にくくりつけ、川で水泳の特訓を行った!?…という有名な話があるそうです。
 『坂本乙女』は、「坂本のお仁王さま」というあだ名で呼ばれていました。実際…大柄な女性で、性格は男勝り、剣術や馬術・水泳・和歌に三味線といったように多芸多趣味だったそうです。
 『坂本乙女』は藩の医者『岡上樹庵』と結婚し、一男一女を授かりました。しかし『岡上樹庵』の浮気が原因で離縁。その後、『坂本乙女』は「坂本家」に戻り、『坂本龍馬』に先立たれた『お龍』の面倒をみたそうです。
 明治十二年(1879年)、『坂本乙女』は48歳でその生涯を終えました…。