2011 横浜ベイスターズFESTA(その2:横浜55年会トークショー)
第二部トークショーです。
昨年もそうでしたが、何故か、このトークショーは撮影禁止です。
こんな感じでした。
予定では12:20~13:00までとのことでしたが、概ね5分遅く始まり、5分遅く終わりました。
会場には報道関係の記者やカメラが多数。40人以上はいた感じです。
ただ、40分のうちの最初15分ぐらいで退出していきました。
(まあ、そもそも彼らはチケットを持っていないですもんね。笑)
さて、トークショーですが、3人の紹介をDJケチャップが行った後、いきなり。。。
森本:さぁ、今日は村田を語ろう。(爆笑)
(さすが森本です。)
森:普段、集まって話さないですから。
ケチャップ:普段3人とかで飲みいかない?
村田:ケガしていなくなった奴がいたし。笑
ケ:2人(村田・渡辺)では行かない?
村:行かないですね。
ケ:リラックスルームではよく一緒にいるじゃないですか。
村:精神的に病んでいることが多くて。笑
ケ:それでは3人がお互いのことをどう見ているのか話して貰いたいと思います。それでは村田選手から渡辺選手。
(村田→渡辺)
村:同期なんで知っているつもりでしたが、(バッティングで)意外と引っ張るんだな。。。と。(笑。森本も大きく頷く)
森:僕もそう思ってた。笑。もっと広角なイメージだった。
村:性格は・・・見たまま真面目ですね。
(森本→渡辺)
森:同期だけど、僕はプロ入りが早いじゃないですか。(森本:高卒入団、村田:大卒入団、渡辺:大卒社会人入団)それで、あまり知らなかったこともあったんですけど、この見た目なんで、てっきり後輩だと思っていたんですよ。それでプロの選手同志の場合、初めて塁上とかで会った際は後輩から先輩に挨拶とかあるんですけど、忘れもしない仙台での試合で、オレがヒットを打って、セカンドに行った際、直人からは何も挨拶がなかったんですよ。頭にきて、思わずベンチに戻って、鶴岡(F)に「選手名鑑持って来い!」と言い、持ってこさせたら、同期なんですよ。それでその後またセカンドに行く機会があったんで、直人に「同期なら同期で挨拶あってもいいじゃねぇか!」と怒りましたよ。
ケ:憶えてます?
渡辺:はっきり憶えてます。笑
(渡辺→村田)
渡:イメージとおり見たまんまですよ。そして凄いなって思うのは「ずっと144試合出続けていること」ですね。144試合出続けるってのは、3割を打つことよりもはるかに難しいことだと思うんですよね。(参考までに、今年セリーグでは6人だけ。鳥谷・新井・青木・栗原・坂本・村田)
(森本→村田)
森:そうですね。やはり見たまんまですね。野球ってどうしても数字で評価されるスポーツなんですが、それとは別に3割3分とかの数字以上にチームに必要な選手ってのがいるんですよ。村田はまさしくその典型。
ケ:ちょっと僕もいいですか。そうなんですよね。昨年の選手&裏方納会に裏方の一人として僕も参加させて貰ったんですけど、宴会が終わり、二次会に行くタイミングの時に、自然発生的に村田選手の周りに環が出来ているんですよね。「最下位イヤだろ!?」「今のままでは何も変わらないだろ!?」って。そういう引力を持った選手であることは僕も何度も確認しています。
(渡辺→森本)
渡:正直、言っていいですか?もっとやってくれると思っていました。(会場:大爆笑&拍手)
村:ああやって「変える!」と言っていたから、まさかのコレ(故障)かい。。。って。
森:正直、今年は一番辛いシーズンでした。FAで来て、なかなか結果が出なくて、甲子園の遠征の時に、(ホテルの)直人の部屋で、直人から「バッテリーも確かに頑張ろうなんだけど、ヒチョリももう少し打ってよ。。。」とシミジミ言われて。。。あれはグサッときたね。。。正直、シーズン中だと、(フォームの変更とか)出来ることは限られているんだけど、流石にね。。。
(村田→森本)
村:もうちょっとやって欲しかった。笑。それとチームの成績を見てもらうとわかるんですが、ヒチョリが一軍にいる時といなかった時では、ヒチョリが試合に出ている出ていないに関係なく、チームの成績が良かったんですよね。やはり、先頭に立って、チームやベンチを盛り上げてくれる存在なんですよ。
森:3年契約で来年以降288試合ありますが、「獲って良かった」と思って貰える様、頑張るしかないですね。
(横浜はどう?)
ケ:それではまた少し話題を変えて・・・横浜のチームの雰囲気とかは新しく来られた二人はどう感じました?
森:明るいと思いましたよ。ハムに近い雰囲気もあるし。誰かが押すとパァ~っといく感じしますし。
村:その押すためにヒチョリが来たんだよな。
森:そうそう。そのために来た。プレーは修で。笑
(残って!)
ケ:少し事前にいただいた質問票もあるんで、そちらを。
森:(質問票を選ぶ)え・・・・「村田さん、来年も残ってください!」これは。。。流石にここでは。。。次は。。。「横浜から村田さんがいなくなることは想像できません・・・・」これも。。。答えられない。笑
ケ:村田さん宛は皆そんな感じですね。苦笑
森:選手として獲得した権利だから、ここでは尊重して欲しいですよね。そりゃ、僕も同じ気持ちですけど。(村田を見つめる。笑)
(ライバル?)
ケ:では。。。これどうですか?「他に負けたくない選手っていますか?」
森:いないですね。
渡:僕もいないです。笑
(赤ちゃん命名)
ケ:そうですか。じゃあ、次の質問票に。「12月に女の子が生まれます。村田さん、名前をつけていただけませんか?」(何と僕のお隣のご夫婦でした。おめでとう!)
村:僕は男の子が2人なんですが、2人とも画数を見てつけました。苗字は?
客:高橋です。
村:それじゃ、高橋という苗字にあった画数の名前を付けるといいんじゃないですか?それと僕は男だったから「修一」という名前ですが、女だったら「けいこ(漢字は不明)」という名前だったらしいです。これも画数を意識してそうしようとしていたらしいです。
森:けいこ!うちの母親もケイコです!笑
ケ:渡辺選手は・・・考えてます。笑
森:ダメですね。出ませんね。笑。
(来て良かった?)
ケ:横浜に来て良かったことはありますか?
渡:1年間このチームメイトと野球が出来たことはすごく良かったですね。
ケ:しかし、渡辺選手は声援が凄いですよね。。。仙台での楽天戦は僕も行かせて頂きましたが、一番の声援でしたよね。
村:自分はオールスターで一緒に仙台に行ったんすけど、パリーグの選手よりも声援が凄かったですよ。
ケ:選挙とかしたら当選するんじゃないですか?笑
渡:そんなもん無理ですよ。笑
ケ:いやいや。仙台市議あたり。笑
(優勝へのキーマンは?)
ケ:横浜が優勝するのに最も必要な人は?
渡:そりゃ、キャプテンですよ。
森:大原淳也ですね。笑。あのキャラいいすっよ。
(運気?風水?)
ケ:何かゲン担ぎもたいなものは?
村:トイレ掃除ですね。自分の手で。
森:イ●ドネ●アの人みたいに手で拭くの?笑
村:アホか。きちんとクイックル何とか使うよ。
渡:僕はゲン担ぎとかしないことがゲン担ぎかな?
ケ:例えばトイレで一番右の便器で用を足して、その後ホームラン。次トイレに行ったら?
村:絶対同じもの(便器)を使いますね。
渡:確かに。笑。オレもそうかも。笑
(オフシーズン)
ケ:今年のオフシーズンは何をして過ごしますか?
森:僕はもうリハビリ中心ですね。
村:家族との時間を作りますね。温泉とか買い物とか。
ケ:買い物はどの辺が多いんですか?
村:「そごう」とか「ワールドポーターズ」とか多いですね。それと「万葉の湯(万葉倶楽部)」とか。
森:何それ。
村:温泉だよ。
森:え!?連れてってよ。
村:すぐそこだよ。
森:いいじゃん。一緒に行こうよ。
村:うん。じゃあ、選手会で行くか。笑
ケ:渡辺選手は?
渡:僕はゴルフが好きなんで、この時期は少し。明日も行くんですよ。
ケ:誰とですか?
渡:ノリさん、山崎、黒羽根ですね。
ケ:ノリさんはプロ級ですよね。。。チームでは誰がうまいですかね?まあ、修ではないですが。笑
村:オレは波があるんだよ。60近く打ったあと、40台とか。
渡:うまいのは。。。直さん、三浦さん、新沼さんとかかな?
(村田は森本を避けている?)
ケ:3人で飲みに行く企画は?
森:実はですね、シーズン中、二回僕から誘ったことがあるんですけど、二回とも断れらたんですよ。そしたらチームの何人かと焼肉に行っているんですよ。それなら僕も一緒に連れていってくれればいいじゃないですか?本当めげますよ。
村:わかった。わかった。苦笑
(武山⇔後藤のトレード話)
ケ:来年は西武から後藤選手もくるし、また同期が増えますね。
森:え?後藤って西武の後藤?(知らなかった?)
ケ:そうですよ、知らなかったの?
森:今日ロッカーで武山がいなくなるのは聞いていたけど、相手は知らなかった。苦笑
村:新聞やTVぐらい見ろよ。あ!でも、石川も今日球場に来て知ってた。笑
森:え?あんなのと一緒にしないで。笑
(お子ちゃまな石川?)
村:このヒチョリはですね。石川に対してものすごい指導をいつもしているんですよ。遠征とかに行くと大体、皆バスの座る場所ってのが決まっていまして。僕は後ろから二列目。そしてヒチョリと(新沼)慎二さんが最後部の右と左。そしてその間にタケが座るんですけど、試合で何かあると球場からホテルまでずっと2人で「指導」をしているのが聞こえてくるんですよ。
渡:僕は後ろから3列目なんですが。。。。僕も全部聞こえてます。笑
森:いやね。。。石川はチームを代表してショートを守ったり、一番を打ったりしているわけですよ。百歩譲って、結果が出ないのは仕方ないけど、下を向いたり、投げやりになったり、不貞腐れたりするのは、どうしても許せないわけなんですよ。
村:練習はとても真面目に取り組むし、最後まで頑張るやつなんだけど、その辺がね。。。
森:だからいつもああいう感じになるんだけど、必ず「わかってますよ~!」と言うけど、次の試合でも負けたり結果が出ないと繰り返す。
村:うん。わかってない。笑
森:なので、バスに乗ると、慎二さんと目が合った瞬間から毎回「指導」をしてしまう。苦笑
(役割分担)
ケ:楽しい時間でしたが、そろそろ時間です。今日は本当、「よくしゃべる(→森本)」、「ポイントをつかむ(→村田)」「しゃべらない(→渡辺)」
森:違う、そこは「市議会議員」
ケ:笑。本当、進行役はすごく楽な展開でした。ファンクラブの方も充分楽しんで頂いたことと思います。ありがとうございました。
以上です。いつもながら多少の「てにおは」はご容赦ください。
最後は所感ですが、やはり一流のプレーヤーというのは、話の組み立て方がとても論理的(ロジカル)ですよね。
「話にオチがある」といのは、「頭にあることをそのまま吐き出す」のではなく、「一度話す要素を並べ替えて、組み立て治してから話す」わけですから、論理的にならざるを得ないですもんね。
チームを牽引するには、饒舌ではなくとも、「理解させやすく納得感」を与えなくてはいけないですから、磨かれたトークなのかもしれないですね。そういった意味でも彼ら3人はやはりチームリーダーなんですね。
村田については来年どうなるかわかりませんが、その際は森本・渡辺の2人が野手陣を引っ張っていって貰いたいですし、引っ張っていって貰わなければなりません。
でも、やはり、来年もこの3人に後藤と小池がいて5人になったいたら楽しいんだろうな~と思う僕です。
トークショー終了後、出口下の階段で取材を受けている3人。
話の中心は村田の去就なんでしょうね。。。。