現在、水筒(水容れ)の主流はペットボトルです。かつてのように、金属製の水筒を携行する人は少ないのではないでしょうか。
夏場ならば1日あたり2リットル、冬場ならば1日あたり1リットルの目安で水を用意する必要があります。
しかしながら、1日に必要な水分量には個人差がありますので、喉の渇きを感じやすい人は多めに携行するようにしましょう。
特に、行程の途中に山小屋やお茶屋などの売店がない場合、水場がない場合には、多めに携行することを心掛けましょう。
また、最近は、使用後に小さく畳めるポリエチレンテレフタレート(PET)製の袋状の水容れも販売されていますので、こちらも便利で、多くの登山者に愛用されています。
冬季には、水筒の他に、500mlから700ml程度の保温ポット(テルモス、サーモス)にお湯やお茶を容れていくといいでしょう。暖かい飲み物を飲めば心が落ち着きますし、お湯を炊事に利用することもできます。
金属製の水筒であれ、ペットボトルであれ、携行する際にはザックの中に入れておきましょう。
時々、ザックの脇に水筒などをぶら下げている人を見掛けますが、危ないので絶対に止めてください。水筒が揺れてバランスを崩したり、木の枝に引っ掛かけたりして転倒する原因になります。
また、ペットボトルをホルダーに容れて首からぶら下げるのも同様の理由で止めるべきです。
水を飲むのは休憩の時ですから、ザックにしまっておきましょう。歩きながら水を飲んでいては、水分を採りすぎてしまい、バテる原因になります。また、水筒やペットボトルは、取り出しやすいザックの一番上に入れるのが基本です。
ペットボトルをザックに入れた場合、不用意に扱うと壊れますので、気を付けて下さい。ペットボトルが割れてザックの中が水浸しになることがあります。ペットボトルが入っている部分をぶつけたり、他のものでペットボトルを押しつぶしたりしないように注意しましょう。
ペットボトルが壊れると、ザックが水浸しになるだけではなく、大切な水を失うことになりますから、安易に考えない方が良いと思います。
このような不意の事故に備えて、容易に壊れない金属製の水筒と、ペットボトルを併用する位の慎重さも必要ではないでしょうか。
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