1月28日の聴き耳club Bで扱ったリスニングの話題は
Tonga’s Underwater Volcano Eruption (トンガの海底火山噴火)
2022年1月、南太平洋トンガ諸島のフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ海底火山が大噴火しました。この噴火は過去100年の火山イベント(volcanic event)で最大級でした。
この大規模爆発で気圧波(atmospheric pressure waves)が発生しましたが、その規模は1961年に旧ソ連が水爆ツァーリ・ボンバ(Tsar Bomba)開発のために行った過去最大の核実験に匹敵する爆発でした。
この気圧波は世界各地で観測されました。トンガから1万キロ以上離れたアラスカや英国でも記録されています。英国の場合、ラム波(Lamb waves)と呼ばれる気圧波が噴火発生から14時間後に到達し、地球を少なくとも4回周回したと考えられています。
津波も発生しました。最大のものは時速約1,000キロメートルで、これは地震による津波よりもはるかに速い速度です。トンガでは建物などにはかなりの被害が発生しましたが、死亡者はほとんどいませんでした。これは常日頃行われている津波訓練(tsunami drills)のおかげと言われています。
大きな問題は災害後のがれき処理でした。倒壊した建物、津波がもたらした様々ながれきなどでトンガ国内の埋立地は一杯になったため、ボランティアが廃棄物を回収し、それを圧縮・梱包して、オーストラリアまで運んで廃棄することになりました。
今月の表現: ✥A pale in comparison to B (Bに比べるとAはかすんで見える、見劣りする]/ ✤what with A and B (AやらBやらで)
✥The waves at the beach pale in comparison to the towering force of a tsunami.(海岸の波は、津波の巨大な力とは比べものにならないほど小さい。)
✤What with the rain and the traffic, I was late to the meeting.(雨や渋滞で、私は会議に遅れた。)