3月の「おしゃべりクラブ B」はこんな内容でした! | CEL英語ソリューションズのブログ

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3月26日のおしゃべりclub Bでの会話を一部ご紹介します。

 

世界に一番紹介したい日本の食文化は?

 

和食はユネスコ無形文化遺産(UNESCO intangible cultural heritage)に登録されるほど世界中で認められていますが、今回はさらに和食を広めるため、日本政府がアメリカで行っている活動についての記事を読みました。現地にいる日本人シェフがアメリカのシェフたちを招き、様々な日本食を目の前で作って試食してもらうのです。シェフたちが対象ですから、彼らのレストランでも和食を応用してもらい、その魅力を広げてもらおうという目論見です。

 

本日のセッションにシェフはいませんが、我々なら和食の何を広めたいかと参加者に尋ねたところ

  

First of all, I recommend dashi soup stock. Nowadays, easy-to-use compact sized dashi packs are available and visitors coming to Japan are willing to buy them as souvenirs for their friends and families.

 

との発言が。出汁は本格的に作ろうとすると、煮出したり、こしたり結構大変ですが、昨今はティーバッグのような形式の簡易なものが出回っていますね。これなら手軽に和風味のスープが作れます。そして何といっても出汁が和食の基盤となりますから、これはいい提案ですね。

 

As for other ingredients, tofu is another one I would recommend. It’s versatile and healthy.

 

と、次に豆腐が万能で誰にでも使えそうな食材として挙げられました。そうですね、豆腐は味がたんぱくなので、いかようにも味付けできる素晴らしい食材です。おまけに植物性タンパク質が豊富ですから、非常にヘルシーです。

 

その他いくつか出てきましたが、今度はどのようなタイプの料理を出す店が外国の方々に受けるか、という話になりました。すると、

 

When I needed to invite my clients to dinner, Tonkatsu restaurants were the most popular choice among foreigners, especially Germans.

 

と、昔働いていた会社で外国からのお客様を食事にお連れする際に一番人気のあったのがとんかつ屋だと紹介してくれた参加者がいます。とんかつは和食ではありますが、pork(とん)のcutlet(かつ)という語源からも分かるように、もともとは西洋料理ですね。でも和風にアレンジされて千切りキャベツと共に供されるとんかつはまさに和の定番です。これに触発されて、

 

Talking about meat dishes, Yoshino-ya is a restaurant where foreigners often choose to dine in Japan. Nowadays, in addition to beef bowls, its chains also serve pork bowls and even curry bowls. The variety of its menu is very attractive.

 

と日本独自のファーストフード・チェーン店の名前が上がりました。そうです。ファーストフードと言えばマクドナルドなどのアメリカ資本が中心だった時代はとうの昔に去り、今では牛丼のみならず、うどん、そば、定食など気軽に食べられる和食系ファーストフード店があふれかえり、それらは海外にも進出しています。

 

ところで最後に意外なところから、和食文化を紹介できるものが出てきました。それは…  

 

Japan’s school lunch program called Kyushoku


です。一緒に読んだ記事には、日本の学校給食が単なる空腹を満たすためのものではなく、栄養、食事マナー、会食の重要性、配膳などを教える重要な教育にもなっていると書かれていました。完全な和食というイメージはありませんが、主菜、副菜の組み合わせ方など伝統的な日本人の食べ方を踏襲していますね。こんなところにも和食を根強く伝えていく日本人の工夫があるのかもしれませんね。

 

次回は4月30日です