7月31日のおしゃべりclub Bでの会話を一部ご紹介します。。
キャッシュレス決済の普及度
東京の下町にある小さなお米屋さんは営業部員によるPayPay導入のお誘いにのって、このデジタル決済を取り入れてみました。すると若いお客さんが増えたそうです。PayPayだけでなく日本には何種類かのスマホ決済システムがありますが、今回はそんなキャッシュレス決済について話し合いました。まず確かめたかったのは参加者の中にデジタル決済を使っている人がいるかです。
“Who in this group uses any digital payment system?”
と尋ねると
“…”
と誰からも返事がありません。かくいう花野も使っていません。ということで今回は誰もまだ使っていないグループが話し合うことになりました。では、使わない理由は、と尋ねると
・It seems complicated.
・I can manage my life comfortably without using one.
・If I lose my smartphone, I can’t use such a payment system. I’m afraid of it.
など使用に消極的な理由がいろいろ出てきました。そうですね、今のところ使わなくても特に不便は感じませんが、世の中はキャッシュレスの方向へ向かっているようです。
ちなみに日本のキャッシュレス決済の普及度は2019年現在26%です。他の国は、と見てみると韓国はなんと96.4%(2016年現在)、イギリスは68.6%(2016年現在)です。日本はかなり立ち遅れていますね。先ほどのお米屋さんはスマホ決済で若い層のお客が増えたと言っていましたが、高齢者は最新テクノロジーに弱い傾向があるので、高齢化の進んだ日本では普及が遅いのでしょうか。
But perhaps the older you are, the more you benefit from using digital payments, because older people often struggle to pay in cash at the checkout, irritating other waiting customers.
そうかもしれません。お財布の中から適切な紙幣や硬貨を取り出すのに時間がかかる高齢者こそ、かざすだけのスマホ決済が向いているのかもしれません。
その他現金を使わないことのメリットを挙げてみると
・Shops or restaurants don’t need to count cash at the end of the day.
・You don’t have to fill your wallet with cash before you shop.
・Cash is unhygienic and can be lost or stolen.
・Corruption will decrease, because every transaction is transparent through cashless payments.
といろいろ出て来ました。こんな長所を並べてみると、日本の普及率を上げるためにも、使用を検討し始めるころかなという気分も漂わせてセッションは終わりました。