2月27日の聴き耳club Bで扱ったリスニングの話題は
A New Species of Dinosaur (新種の恐竜)
イギリスのエジンバラ大学地球科学スクールの研究班が、モンゴルで発見された化石を調べ新種の恐竜であることを発見しました。
この化石は2006年に中国とモンゴルの国境付近で化石泥棒(fossil poachers)から押収されたものです。
短い顔(short face)、歯がない(toothless)、尖ったくちばし(sharp beak)などの特徴から一見鳥の一種のように見えます。事実、エジンバラ大学のチームの1人は、
You'd be forgiven for thinking that it was a giant flightless parrot.
(巨大な飛べないオウムと思うのも無理はないだろう)
と述べています。(このbe forgiven for ~「~するのも無理はない[うなずける]、~しても仕方ない」という意味で使われます。)
その他の特徴として、頭の頂にとさか(crest)があり、全長は2メートル、体高が1.5メートル、体重は75キロと推定されています。
今回の発見で新たに判明したことがあります。この恐竜は生物分類上は指が3本のグループに属しますが、その中で唯一指が2本しかありません。ということは、3本目の指を徐々に失うように進化したことになります。こうした進化が、この科に属する恐竜が非常に多様で繁栄した一つの理由と考えられています。
ところで、この新種の恐竜はOksoko avarsanと名付けられました。属名(genus name)のOksokoは、神話上の三頭ワシ(mythical three-headed eagle)という意味です。一方、種名(species name)のavarsanはモンゴル語で「救助された」(rescued)という意味です。そう、化石泥棒から救助されたのでこのように名付けられたのです。
So there you have it!(これでお分かりでしょう)
Oksoko avarsan — the rescued three-headed eagle