【プレイバック】10月の「聴き耳クラブ B」はこんな内容でした! | CEL英語ソリューションズのブログ

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10月31日の聴き耳club Bで扱ったリスニングの話題は

 

E-proctoring (オンライン試験不正防止ソフト)

 

新型コロナウイルスの感染拡大で、大学の授業がオンラインになり、定期試験でのカンニングが世界的に増えましたが、そこに登場したのがe-proctoringです。

 

オンライン上で試験を受ける学生のカンニングを防止するソフトですが、proctorは「試験監督」または「試験監督をする」という意味で、eはelectronicのeのことです。

 

具体的な防止方法は、試験の間すべての検索エンジン(search engine)をブロックして使えないようにしたり、試験問題以外のファイルは表示できないようにしたりします。また、コンピューターのウェブカメラ(webcam)を使って、学生の目の動きや背後の動きを監視します。

 

しかし、e-proctoringを使うことのマイナス面を指摘する声もあります。

 

例えば、試験中に厳重な監視を受けることで、学生は不安が増し、不必要なストレスを受けることもあるようです。ある大学の教授は、試験中に席を離れると赤点になると言われ、ゴミ箱に嘔吐した(threw up into a waste paper bin)学生がいたと述べています。

 

また、生徒の本人確認に顔認証技術(facial recognition technology)を使いますが、有色人種の学生(students of color)の場合、認証に時間がかかり、これがストレスを増幅させることがあるようです。

 

そのため、e-proctoringを採用しない大学もあるようです。代わりに、家に持ち帰って行う試験(take-home exam)、教科書持ち込み可の試験(open-book exam)を行うところもあるようです。コロナ禍の中、各大学は試行錯誤をしながら学んでいるようです(learn on the fly)

 

今回の注目フレーズ:learn on the fly.(事前の準備なしにやりながら学ぶ)[on the fly:

飛行中に → 物事が進行中の中、事前の準備なしに、臨機応変に]

 

次回は11月28日です