9月26日のおしゃべりclub Bでの会話を一部ご紹介します。
日本の政治は変わるか?変われるか?
自民党の総裁選の投開票が迫り、最後の追い上げで四候補はテレビやネットで白熱した議論を展開しています。ほとんどの国民に投票権がないとは言え、ほぼ確実に将来の総理大臣となる人物が決まるわけですから国民の関心は高まります。おしゃべりクラブでもこの話題を取り上げました。
まずは現在首位を走る河野太郎氏。防衛大臣だった1年前に弾道ミサイル迎撃システム、イージスアショアを中止した事例を挙げると、
He was right. The deployment of Aegis Ashore would have cost a lot. Besides, the system would be useless if potential enemies change the way of launching missiles.
と彼の思い切った決断を評価する意見が出ました。この例からも分かる通り、河野氏はmaverick(一匹狼)でreformist(改革派)ということで有名です。
しかしある参加者は
I expected him to tackle another big issue: nuclear power generation. But it seems he has softened his stance against it since he declared his candidacy.
とがっかりした様子で述べました。総裁候補ともなると、票集めのため、過激に見える発言を抑えなければならないのでしょうか。でも持ち味を殺してしまっては意味がありません。難しいところですね。
他の候補についてはどうでしょう。岸田文雄氏については
He looks a well-mannered gentleman. But what he says is often ambiguous and he lacks the ability to convey strong messages to us.
と、印象が薄いというイメージを持たれているようです。そして
He is rather opportunistic, so if he becomes a leader, he will be controlled by influential veteran politicians.
と心配する声も。
では、今回二人も女性候補が出馬していることについては?
It’s good to have female candidates for this election. Hopefully this will help improve the status and number of female politicians in Japan.
まずは歓迎する意見が出ました。
But personally, I don’t want Ms. Takaichi to win, because she is a little too conservative.
と言う参加者がいて、高石早苗氏の政治姿勢に疑問が呈されました。もう一人の女性候補、野田聖子氏に関しては驚きの発言が…
She was sent by some to prevent Mr. Kono from winning the election.
本当でしょうか? 確かに野田氏が当選する確率は低そうで、何故間際になって立候補したのかといぶかしむ声もありますが、この情報はあくまでも噂です。いずれにせよ、女性が二人も候補者になったのは喜ばしいことです。いつの日か素晴らしい女性総理大臣が誕生することを願っています。
さて、この四人のうち総裁に選ばれるのは誰でしょう。Let’s hold our breath!