4月25日のおしゃべりclub Bでの会話を一部ご紹介します。
ビジネスの後継者は婿養子が良い?
家族経営のビジネス(family-owned business)では経営者が年を重ねると後継者選びをしなければなりません。実子(biological child)に跡を継がせるのが普通と思われますが、婿養子(adopted son-in-law)を後継者にすることがよくあるそうです。統計で見ても、何と驚いたことに日本では、養子の98%が成人男性だそうです。
その理由は?
Natural children tend to be spoiled, raised in a wealthy environment, while adopted sons can be competent enough to become a great leader of a company.
という推測が出ました。一緒に読んだ記事には確かにそのような記述がありました。さらに「息子は選べんが婿は選べる(You can’t choose your sons, but you can choose your sons-in-law)」ということわざが大阪商人の間にあることも知りました。
しかしある参加者から
Why only sons-in-law? Women also have the potential to be a splendid leader of a company.
という意見がでました。確かに、今どき男性のみを後継者と考えるのは時代遅れですね。
ビジネスオーナーの息子は自分の妻が親の会社の社長になる可能性も考慮に入れないといけないかもしれません。
それにしても婿養子になるということは、男性が妻の苗字を名乗るということを意味します。抵抗はないのでしょうか?しかし、苗字が変わる不便さは長年多くの女性たちが甘受してきたことです。
It’s about time to change the outdated civil code which requires a couple to have the same family name upon marriage.
そうかもしれません。この民法は120年前、明治時代に制定されたものです。世界の潮流と照らし合わせ、もうそろそろ選択的夫婦別姓(optional separate surnames for married couples)が認められる時なのかもしれません。そしてbiologicalであれadoptedであれ、男女問わず優れた人物がビジネスを引き継ぐのが当たり前の時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。