【プレイバック】3月の「聴き耳クラブ B」はこんな内容でした! | CEL英語ソリューションズのブログ

CEL英語ソリューションズのブログ

CEL英語ソリューションズの最新情報をご案内します

3月28日の聴き耳club Bで扱ったリスニング題材は

 

米最高裁判決:職場でのLGBT差別は違法

 

昨年の6月に米連邦最高裁でLGBT(lesbian, gay, bisexual and transgender)の差別を禁止する画期的な判決が出ました。裁判はコロナ禍の中、遠隔で行われましたが、判決内容は、

 

1964年公民権法(the Civil Rights Act of 1964)は、性に基づく差別を禁止しているので、性的指向(gender orientation)や性自認(gender identity)にも適用される

 

というもので、これによりアメリカでは、

 

従業員をレズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーであることを理由に解雇することは違法

 

になりました。

 

6対3の判決で、賛成した6人の中にはトランプ大統領が任命した判事も含まれていました。反対した3人の判事の意見は、

 

この判決は公民権法の解釈(interpretation)ではなく改正(amendment)である。なぜなら、公民権法は職場の男女平等を意図したものであるからだ

 

というものでした。

 

判決に対してあるLGBT活動家は、同性愛嫌悪(homophobia)やトランスジェンダー嫌悪(transphobia)は社会に深く根差しているので、これで彼らの運動は終わるわけではないが、事態は良い方向に向かうだろうと歓迎しています。

 

-phobiaは「~嫌い、~恐怖症」を意味する接尾辞です。他に、technophobia(テクノロジー恐怖症)、claustrophobia(閉所恐怖症)、acrophobia (高所恐怖症)、xenophobia(外国人嫌悪)、nomophobia(無携帯恐怖症[no mobile phobia])などいろいろあります。

 

次回は4月25日です